涙香岬(るいかみさき)って知ってますか?
わた雪、ときどき晴れ間。
↑−1.6℃ ↓−8.0℃ 北北東 4.9m/s 湿度76%
休坂の湯たんぽが好評だ。
基本的には女性客にしか出していなかったが、最近の旅人の高齢化に伴ない
かつての「北海道は寒いのが当たり前!」という宿側のいい訳は通用しない。
部屋を暖房するとか、電機毛布とか、とは違う暖かさがあります。
やはり足を暖める、というのが身体にいい作用をするのでしょうか。
先日NHK・TVで漢方のことをやっていたけど
西洋医学の「悪い部分だけ」を治す、のとは違い
身体全体のバランスを修正する、のが漢方。
湯たんぽは
漢方か。
- 作者: 桜木紫乃
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 単行本
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作者の桜木紫乃さんは、以前裁判所にお勤めしていた。
今回のこの作品は裁判所の模様が出てくる。
根室にある涙香岬(るいかみさき)という場所がこの小説の舞台だ。
ソ連との200海里問題が生じた後、この一帯の漁業は一気に衰退する。
そんな中で、ソ連側に日本の機密情報を流す「レポ船」が登場する。
その見返りはカニなどの密猟の黙認だった。
桜木紫乃さんの小説は、釧路・根室の暗い過去の教科書みたいだ。
でも地元に住んでいると、小説にでてくる事柄は特に珍しいことではない日常だ。
そういう意味では(この付近は)ネタの宝庫かもしれない。
明るい話題の小説を読んでみたい。
(暗いからネタになるのか?)