釧路には木下太陽さんというピアストがいます。
実はこの日、市内ではいろいろなイベントがあったようです。
ラルゴではあ○かの「ベリーダンス&食事会」
ジスイズでは板橋文夫Torioライヴ
「まなぼっと」で湖陵高校合唱定演
さすが芸術の秋。
イベント盛りだくさんでいい時期です。
身体は一つしかないんで、(それだけの訳でもないんですが・・・)
湖陵高校の合唱に行ってきました。
久しぶりに高校生のイベントに行ってきました。
鹿児島でいえば鶴丸高校かラサール。
札幌だと北か南
東京だと麻布か・・・・実はよく知らない。
まあ、そういう高校なのです。
しかもそういう(どういう?)学校なので(決め付ける)
とても「いい子たちの雰囲気」がする合唱部で
全てに「そつがない」プログラムでした。
まるで公務員の結婚式のような
途中で乱れる人が出るのも想定内のような
多少のオチがあるも、予定通り・・・・のような(決して悪い意味でなないですよ。あぁ ソツがないなあと思っただけです)
ただ、本当(想定外)に感動したのは
ピアノ。
1部と2部のピアノ担当は木下太陽さんでした。
3部は部員のピアノが弾ける人が、それぞれの曲でかわりばんこに弾いていました。
さすがに湖陵高校の生徒たち。
みんなピアノぐらいは弾けるんじゃないか、と思うほどちゃんと弾いていました。
でも木下太陽さんのピアノは「あきらかに違う」
リズム・音色・・・・・
指揮者はいるんだけど、まるでピアノに導かれて唄わされているんじゃないかと思うほど、圧倒的な存在感がありました。当然合唱団も、何の迷いもなく、実に安心して、のびのびと唄っていました。
例えは悪いかもしれないけど
内田光子のピアノ伴奏で百合の花合唱団(もし実在しているとしても、これは例えですから)が唄っている感じ・・・・伝わるでしょうか?
贅沢だと思いましたし、なんと幸せな高校生たちなんだと思いました。
ちゃんとこの現実を分かって唄ってるのか!?とも。
僕にとってこの演奏会は木下太陽ピアノリサイタル・・・・付属合唱でしたね。
誤解のないように付けたしますが
決して合唱がひどい訳ではなく
あまりにピアノが圧倒的だった、ということだけです。
帰ってきてもしばらく興奮が覚めませんでした。