釧路に夏がきました。

↑26.3℃   ↓14.7℃       南  0.7m/s   湿度68%


道ゆく人の声を聞くと
「まだ7月になのにこんなに暑いと、これからどうなるの?」
とか
「暖かくて夢のようだわ」
とか
さまざまです。

かなりの人が一様に「参った」ような顔をしていますが、
これは年に何回あるかわからない「暑くて参った」という顔ができる日を
楽しんでいるように思います。





念願の合唱祭を半日だけ聴きにいった。

ずーっと座って、次々に登場する団体の合唱を聴いていると
ひとことに合唱と言っても実にさまざまだなぁと思ったのです。


少人数から大団体まで、中学高校の合唱部からシルバーコーラス・男声合唱団まで。



その中で一番意外だったのが、大人数の女性コーラス。
平均年齢が75(?)歳だとか言っていた。
これぞ合唱!という、全員が声を押し殺し、目立つ人がいない。
ろうろうと、というのか、そそと・・・というべきか。



まあいろんなことがあったけど、江南高校合唱部は良かったです。
少人数ながら、とても洗練された声とリズムで
これなら唄っていて楽しいだろうな・・とも思ったが
でも中には、こんなにキチキチとして唄うのはイヤだ
と思う人もいないとは限りません。

あとは、休憩時間に(サービスで)唄ってくれる学生たちのコーラスも
高原別荘のテラスでビールを飲みながら聴くようで(サービスという緊張感のなさもいいのかも)いいです。
いつからこのような慣例ができたのでしょう。

最後の全体合唱(大地賛称・・だったけ?大地讃頌でした)が一番良かった。
あれほどアラの目立った団体も、まったくそのかけらも見せず
場内全体に響く重厚な音楽。みんなで唄うとここまですごいのか!
指揮をした中学生女子も素晴らしい。
ちゃんとパートごとにその方向をみて振っていたし、多少テンポが違っていても
合唱はお構いなしにろうろうと進行していた。

いい思い出になったでしょう。その演出をしてくれた先生に拍手です。


終わり。