奄美旅9

気温は高めだがうすら寒い。
今日の北海道新聞にこの本の紹介があった。

狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ

狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ


さっそく図書館にリクエストしました。

何かがつながっているみたい。どこへ行くのだろう。


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奄美旅・・・宿泊その1


事前にネットで調べておいたので、
奄美のだいたいの宿事情はわかっていました。
ちゃんとしたホテル、ビジネスホテル、旅館、リゾートコテージ、ゲストハウス・・・など。

名瀬市内にも数件のゲストハウスがあるが、市街地から遠いやら、怪し過ぎる、やらの理由で1泊目は旅館にしようと思っていた。
ところが、直接宿泊の申し込みをしようと旅館を訪ねると
「申し訳ないが満員です」と言われる。

この時期になぜ?


実は奄美が野球のベイスターズのキャンプ地になっていて、
そのおかげでどこの宿も満員だそうです。

2件目に訪ねたホテルの方がとても親切で(もちろんここも満室)
可能性のありそうなホテルを紹介してくれた。
そこでたまたま空いた部屋を確保できた。

シーズンオフだとなめてかかると、こういう目に会います。


修学旅行シーズンでもあるので、皆様お気をつけて。



これは名瀬はヤバイと思い、さっさと古仁屋に行くことにした。


ここでの宿はネットで調べておいたこの宿です。
http://www4.synapse.ne.jp/showasou/

建物は古いけど、ちゃんと掃除も行き届いて、まさに「昭和荘」です。
いろんな意味で「いたれりつくせり」でいろんなイベントもあります。
ただここの宿主さんがいちばん気を使っていらっしゃるのが
「近所への騒音」
だと思われます。

ですから「さわがない」とか「消灯時間を守る」などの表記がしっかりあります。

その気持ちはとっても良くわかります。

ですから、騒がないで(初日はひとりだったので)11時に寝ました。




でも、ここは11時に寝たほうがいいです。





というのも、次の日の早朝、
突然「カラーン、カラーン、カラーン」と鐘の音。
うわっ!津波!?
でも揺れていないし・・

そのうちウトウト・・・



と突然、隣の家の拡声器から
「町内の皆さん、朝です 起きましょう。さあさあ早く起きて さっさと起きて仕事に行くぞー」みたいな内容の(ものすごく大きな声)が聞こえて、
さすがにあきらめて起きました。


隣の家だと思ったのは間違いで、近くの拡声器でした。
鐘は「お父様お母様」のカトリック教会。
時間は朝7時。
鐘は朝6時。

もちろん昭和荘なので壁は薄いし断熱材・遮音壁などもありません。

まるで耳元での出来事でした。


もし夜中まで起きていたら・・・とんでもない一日になっていたことでしょう。

そうです。ここは早く寝て早く起きて、さっさと仕事に行く土地なのです。

尚、拡声器からのアナウンス内容は半分フィクションです。
というかよく覚えていない。
多分そんな内容かと(思い出したくないけど)思います。