奄美旅8

強風吹きすさぶ釧路です。

↑6.0℃   ↓3.3℃     西   14.7m/s   湿度   50%
 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 25.6(西南西)


奄美


しまバス


http://shimabus.jp/rosen/annai.html


空港〜名瀬 バス。
名瀬〜古仁屋 バス。

一日乗り放題券もあるが、どちらにも片道だけだと普通運賃の方が安い。

地名が(場所と呼び名)よくわからないので多少不安だが
どちらにしても終点まで乗ればいいので安心。

いろんな場所を回ってくれるのと、地元のいろんな人の乗り降りを見るのは楽しい。
じいちゃん、ばあちゃん、高校生(これは釧路も同じ)。
ただ釧路の高校生のように傍若無人な態度は全くない。
とても静かにいい子で乗っている。

学校教育が徹底しているのか、家庭の教育がいいのか・・
そうそう、こんなこともありました。

古仁屋での朝、教会付属の幼稚園の前を通ると、園児たちの登園の時間でした。
ほとんどの子どもたちが親に付き添われて登園します。
そこへ幼稚園の先生(シスター)が出迎えて、
<びっくりしたのは>
園児が親へ振り返り
「お父さまお母さま 行ってまいります。お見送りありがとうございました」
みたいなことを述べているのです。
(光景を目にしただけで、言葉の内容は私の想像です)


えええっ マジで!!!


幼少の頃からまるで学習院幼児部(あるの?)のような教育をほどこされると
バスのなかで暴れなくなるのか。
でも釧路にもカトリック系の幼稚園はあるはずだが・・・



バスに戻ります。


高校生の通学時間帯以外だったからか、バスの乗客もまばらで
快適なバス旅行ができました。
奄美大島はトンネルがとても多いのです。
ですから、
少しいい風景、トンネル、少しいい風景、トンネルの繰り返しです。
そのおかげで、名瀬から古仁屋への所要時間は「ものすごく」短縮されたようです。

親戚の話によれば、
「バスに酔わなくなった・あの付近でよくバスが落ちていた」と言います。
このことからも、曲がりくねった道や、危険な道から解放された島民の
安堵感が伝わってきます。
良かったですね〜


ただバスの運転手さんは皆さん怒っている顔に見えます。
それとバス停を知らせるマイクのアナウンスが、ほぼ理解不能です。
「うにゃうにゃうにゃ・・・・・す」
多分「次は古仁屋小学校まえです」みたいなことを言っているはず。
でも仮に聞こえたにしても言葉と漢字と場所が一致しないので同じことですが。


でも運転手さんは決して怒っていません。
とても親切で、こちらの疑問にもしっかり答えてくれます。
そういう顔をしているだけです。

あまりに親切なので、まるでタクシーの運転手さんがバスの運転をしている感じでした。