奄美旅6 - 「休坂」の酔いどれ日記

晴れ。
微風なので暖かいかと思ったが、気温は上がらない。

↑1.0℃　　　↓−6.7℃　　　　　南西　　　3.8ｍ/ｓ　　　湿度　　　54％

島尾敏雄といえばこの本

島尾敏雄が鹿児島県立図書館奄美分館長時代、住んでいた官舎が残されている。
そこに聖書の言葉が残されているが、島尾敏雄もカトリックの洗礼をうけている。

名瀬の図書館には行けなかったが、古仁屋の図書館に2度も行った。
http://www.setouchi-lib.jp/

その中に島尾敏雄コーナーがあり、多くの書物がある。
図書館司書の方もとても親切で、もちろん島尾敏雄のことも詳しく、
いろいろとお話を聞くことができた。

島尾は特攻隊の隊長で（しかもイケメン）、ミホさんは島美人で小学校の先生！
オランジーナのＣＭをイメージしていただければ・・

その頃集落では「島を守ってくれる」軍隊にたいして、絶対的な尊敬と敬意を示していた。
その状況のなかで、もともと文系の島尾と、短歌も詠むミホが、
どれだけ情熱的な恋におちいったか。
しかも戦火はすぐ近くまで迫り、
特攻隊の島尾に「明日は」という選択肢はない。