苫小牧、アーケード街

晴れ一時小雨。

祭日だが、外が静か。
芸術の秋。芸術館、図書館、美術館などに行くにはぴったりの空気です。


↑℃   ↓3.9℃       北北東  4.5m/s   湿度 53%

NHK・FMでは「今日は一日女子ジャズ三昧」をやっている。
軽いジャズを聴きながら、別に今日やらなくてもいいコトをやる。
贅沢な一日です。

それにしてもパーソナリティの女性二人が↑のタイトルを言うたびに
「今日は一日じょしじゃずざんまい」を何度もかんでいる。
じょち ちゃず ざんまい・・などと。
しかもその後のゲストが「じゅじゅさん」ときたので
言いづらそうの極みです。ご苦労さまです。





昨日、図書館で催された「村上春樹」を語る会。
行ってきました。

予想通り、いろいろな解釈がある。
それを、改めて知った。終わり。

来週は村上春樹朗読会がある。
2013.11.10 13:00 市立図書館 4F視聴覚室
プログラム
1.「駄目になった王国」・・カンガルー日和から
2.「四月のある晴れた朝に 100パーセントの女の子に会うことについて」・・カンガルー・・
3.「アフターダーク
4.「海辺のカフカ
☆幕間で、釧路高専吹奏楽部の皆さんが演奏くださいます。(「して」なし)





旅日記8・・再度苫小牧へ

豊郷の宿で「苫小牧にもシアターキノ(札幌にある)のような映画館があるよ」
と聞いていた。

この後、札幌に行くのは、「キノで映画三昧」もあったが、
苫小牧にあるのだったら、近いし行くか。



実は苫小牧には忘れられない思い出がある。
初めて北海道に来た頃(日高の牧場で働いていた、19歳ころ?)
職場の先輩に、苫小牧にあるストリップ劇場に連れて来られた(連れてきて頂いた)。



<その時の記憶>
確か、駅を背にして商店街の中ほどを右折するとアーケード街があり、
その外れの方にあった気がします。

もちろん初めての経験で、生唾をゴクリッとのみ込み、意味のわからない震えがきたのを記憶しています。

今のように簡単に女性の裸体が観れる時代ではないので、ずーっと想像のなかで描いたそれが、まさに生々しくあらわにされる様は、例えようのない衝撃の体験でした。





アーケードを目指して歩くがみあたらない。
どこかで聞くしかない・・・・なぁ
と思っていると、
足湯?

観光案内所のような足湯です。
初老のきちっとした身なりの男性が対応してくれた。
「いろいろお聞きしたいのですが、その前にトイレをかしてください」
とお願いすると
「ここにはトイレはありませんが、隣の銀行のトイレをお使い下さい」
と、気安く言う。だってそこはよその銀行でしょう、と思ったが、
実はこの案内所と足湯は、その銀行が運営しているそうだ。
多分初老の男性も、かつて銀行員だった?風にもみえます。

アーケードの話をするとその方向を手で指しながら、確かに以前はあったが、老朽化のため撤去されたと教えてくれた。
ストリップ劇場があったかどうかは、とても聞けるような雰囲気ではない。

かつてのアーケード街に行ってみる。
フルアーケード(車道も全て覆われている)は撤去されていたが、商店街の半分は歩道部分のみアーケードがあった。
風が強く寒い。
荒野の用心棒に出てくるような、強盗に略奪されて住むのを放棄したような・・・ここは飲み屋街なので昼間はこんなもんか。
二度ほど行ったり来たりしたがスト劇場跡らしきものはない。