レコードで聴く、という意味

下り坂の予報が、湿気を含んだ晴れ。
ゆっくりと季節が移っていく。
(祝!?)この秋初の氷点下。

↑℃   ↓−1.4℃       南西  3.5m/s   湿度 80%



旅日記6・・・レコード館

3日間通った。
初日は夕方5時近くに行き
2日目は昼頃行き
3日目は開館と同じ午前10時に行った。

毎日列車に乗り通った。
日高本線の回数券を買おうかとも思った(多分売ってない)




レコード館の利用方法(どんな風に楽しめるか)はホームページをご覧になればわかるが、

http://www.niikappu.jp/record/

今回は「個室のリスニングブース」のみを攻める。
一時間400円で保管してあるレコードが自由に聴ける。
曲のリスト表みたなものはないが、ホールに備え付けのPCで検索できる。
検索の方法は多少問題点はあるが、とにかく保管しているレコードの数が膨大なので、しょうがないかも。

今後、ここを利用する人は、あらかじめ(ネットなどで)LPのタイトル・演奏者・指揮者・録音年代などを調べていくとリクエストがスムーズにいきます。



受付で「ここに聴きたいレコードを書いてください」と言われる。

「えっ 突然言われても・・・」

と聴きたいと思って行ったにもかかわらず、そういわれると
「さて 何を聴こう」と迷います。


2日目にリクエストしたのがモーツアルトのレクイエムとホロヴィッツショパンポロネーズ集・・だったかな?

特にモーツアルトのレクは多くの枚数があるので、係りの人が持ってきてくれたのはカラヤンベルリンフィル版でした。

アンプのスイッチを入れ(針をのせる前にボリュームを下げる)ターンテーブルにレコードをのせ、針を静かにおろす(自動でおります)

プチプチという音とともにレコード特有のクリアーな音楽が流れる。
かといってCDの音とレコードの音との違いを聞き分けられるか?といわれると自信はないが。
でも、目の前で静かに回るターンテーブルにのるレコードに、繊細な針がのって、そこから音が伝わっている、という分かりやすい(CDなどよりは)仕組みは、
レコードのミゾの蛇行による伝達が、モーツアルトの曲を再現する。

目で見ることによって生み出される、ある種の錯覚かもしれない。

それがレコードを聴く、という素晴らしさだろう。