快晴、風が強い。
急速に発達した南岸低気圧に、北からの冷気が滝のように流れ込む。

今後太平洋で発達し、15日21時には932hPaまで下がる。台風並み。
こんなのが陸上を通過したら、この真冬に、大雪と暴風。
考えただけで恐ろしいので考えないようにする。


気象庁ホームページより




↑−5.5℃   ↓−10.3℃      北  8.2m/s   湿度53%






厚岸、終わり。

白鳥を見たとき、湖岸に堤防がずーっと続いていて、ここを花咲線が通っていた。
そうか、ここ別寒辺牛(べかんべうし)湿原を列車が通過したときに、白鳥や水鳥がぱーっと飛び立つ場所か
と思い描くと、厚岸で列車を降りたことを後悔し、次の駅、糸魚沢まで行く列車を調べる。駅の近くの厚岸町役場でそのようなことを思いながら持参の辛しメンタイコ入りおにぎりを食べる。
あと10分しかない。


あきらめて、それでも行く場所は駅しかないのでとぼとぼ歩き出す。

駅に着くと同時に根室行きは出たばかりで、次の釧路行きまで、約一時間を駅で過ごすことにする。





駅中の日の当たるところで靴を乾かし、しばしぼーっとしたあとキオスクでビールを買いでかいストーブの前に座り、飲む。






一時間も前だというのに、けっこうな人たちが駅に集まる。皆釧路までいくのだろうか。駅は冬のひと時を過ごすには、快適な場所なのだ。



厚岸から釧路までの普通列車は1時間弱しかからない。
海あり山あり、牧草畑やトンネルやシカやと見所満載で、あっという間に釧路に着いてしまう。

もっとゆっくり走ってくれないうかなぁ

と思っているのは僕も含め数人の鉄系の人たちで、他の乗客は外の景色には何の興味も示さない。


釧網線には「のろっこ列車」がありいつも満員です。

花咲線にも走らせば人気が出ると思います。


特に別寒辺牛(べかんべうし)湿原のあたりは素晴らしい。