今朝はなんぼかあったかいんでないかい

晴れ。
少し寒さがゆるむ。
それでも最低気温は−12度台だが、明らかに暖かさを感じる。
こういうとき使うのだ「今日はなんぼか暖かいねえ」と、氷点下12度の空の下で。

↑−1.5℃    ↓−12.3℃     北北東  2.6m/s   湿度59%

昨日は買いものに行かなかったので「ぬーちゃん」情報はないが
知人(しりと・しれと どっちが正式名称か?)の海岸に別なアザラシが現れたという。
やはりこの付近ではアザラシの出現は珍しいことではないのだ。
特に漁師さんたちにとっては敵・害獣なのだから好ましく思うはずもない。
市民感情からしても(魚の街として)、単にカワイイだけでは済まされない気持ちがどこかにある。
そんななかで愛されたラッコのクーちゃんは、いかに特別だったかがわかる。
とにかく仕草がカワイすぎたし、人馴れしすぎた。

今頃天国だろうか・・・(最後の目撃情報があった納沙布岬にシャチの群れ現る、という報道があった)





1月19日の道新「朝の食卓」に、ついにこの人が登場した。
えっ?まだここには書いていなかったの?
と思うくらい、いろんなところで彼の文章を目にする。
しかもどの文章も素晴らしいのです。

彼のことを語るとき、この本抜きにはできないでしょう。

幻の名著。
臨港鉄道のことを、ここまで詳しく丁寧に書いた本はない。
というか、そもそも釧路の臨港鉄道のことを一つにまとめた本を知らない。


朝の食卓の紹介文で驚いたのが彼の年齢だ。
まだ36歳なのです。
上の「釧路路 ひがし北海道 鉄道のすがた」が発行されたのが
平成4年3月20日
今から20年前のこと。

とすると、彼がまだ16歳?

この本のあとがきにも
「私はまだ不安定で未熟な、しがない高校二年生・・・・」とある。


今回の「朝の食卓」のテーマが建物だ。
「盛衰をくぐり抜けた街には、こんな役者がきっと一人はいるものだ」

確かに釧路の繁華街にも思い当たる建物がある。
この文章を思い起こしながら、今度はながめてみよう。