「挽歌」物語 作家原田康子とその時代

強風(暴風?) 晴れ。



↑3.0℃    ↓−0.4℃    西 24.4m/s(瞬間最大)   湿度33%



日本シリーズも、大方の予想通りソフトバンクの優勝で終わった。
「でもよく3勝もしたよね、中日は」
とやよいの総括話。

別にどっちが勝ってもいいのだが、やはり勝負事はどちらかの側についた方がより楽しめる。我が家の場合、その贔屓先が分かれることはほとんどない。だからそのようなことで家庭がギクシャクすることはない。(むりにどちらかに合わせている、という訳でもない・・とは思うが)

で、今回の日本シリーズは中日を応援する、ということで始った。

野球は点を取られなければ負けない。

いくら打撃陣に差があっても、いいピッチャーは打てない。守りきって点をやらなければ負けることはない。あとはなんとか点をもぎ取る。荒木と井端、谷繁がそれを証明した。


それにしても福岡のファンたちは幸せそうな顔をしていた。
これまで強い強いといわれ続けていたのに、肝心なところで足元をすくわれる場面が多かった。やっと報われた。






「挽歌」物語 作家原田康子とその時代

挽歌がどのように作られ、どのようにしてベストセラー本になっていったかが
その時代の作家や評論家などの証言によって明かされる。




(文中より)
最初に発表された「北海文学」は財政難から主幹鳥居省三の手書きガリ版に変わり・・・




この鳥居省三さんという方、何年か前まで知り合いが
「いつも同じバスに乗り合わせるんだよね」
と言っていたほど身近な人だった。


本には市内に住むイラストレーターの荻山勝之さんによる「挽歌マップ」というのが添付されている。挽歌に登場する場面や建物などが釧路市内・釧路管内のどの辺にあったのか、が一目瞭然でわかる。

ぜひこの本と「挽歌」をもう一度読んで釧路の街歩きを楽しんでください。
僕もそうします。