パチンコ依存を考える

秋空が続く。

農家の人たちは収穫で忙しいんだろうな〜  と思う秋空。


奄美ではまた豪雨にみまわれている。
たまたま見たTVのニュースで豪雨の様子が映しだされていた。
名瀬の親戚に電話すると
「テレビでは大げさにやっていたけど、それほどでもないよー」
と拍子抜けの答え。


とかくテレビやその他のマスコミは「大げさかあたりさわりなく」報道する、
そんなものだ、と思っていたほうがいい。


先日「パチンコ依存症に悩む家族の会」というのに行ってきた。
ギャンブル依存症問題に詳しい道立精神保健福祉センター
田辺等所長の講演会と家族のミーティングがあった。



(↑の写真は当日のものではありません)

確かにギャンブル全般という設定ではあったが、講演会、家族会の話のほとんどはパチンコ依存症の事だった。


この講演会を報道した北海道新聞の記事(20日ほど前)には
パチンコ依存に悩む市内の主婦が自助グループを立ち上げる・・・・
としっかり「パチンコ依存」という言葉で報道されたが

この講演会が終わった次にの日の北海道新聞には
「ギャンブル依存」という言葉しかなかった。
パチンコのパの字もない。


その日に限らず新聞広告(折込チラシはもちろん)には
かつてのサラ金の広告並みに紙面の多くにパチンコ広告のスペースが使われる。
新聞社・販売店・広告店には多くの広告収入が入る。
(どんぱくの三尺玉もパチンコ会社の提供だ)





夫や妻、子どもなどのパチンコ依存によって崩壊した家族の実態を聞くと
「本当にパチンコ業界をこのまま野放しにしていいのか!?」
「マスコミはパチンコ依存に悩む人々のことを知らん振りしてて良心は痛まないのか?」
と思う。



家族会(自助グループ)は今後、毎週月曜日釧路市鳥取大通の「日本メノナイト鳥取キリスト教会」で家族が集うミーティングを行う。
9月26日、午後6時から7時半まで。
以降、毎週月曜日の同時間、同じ場所で行う。
家族会への予約は必要なく、参加費も無料。直接会場まで来ればいい。


田辺所長は
「パチンコ依存は病気だし、決して治らない、ということを家族が認識しないと問題は解決しない。そのためには自助グループがぜひとも必要だ」と言っていた。



なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)

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誤解、ご心配をおかけしてはいけないので言いますが
休坂家族がパチンコ依存になって困っている、というわけではありません。

別な自助グループ設立に向けた準備として会に参加させていただきました。
でもとても参考になりましたし、パチンコ依存の実態を知ることができました。


もし、このブログをみている人の中で、本人もしくは家族がパチンコを頻繁にやっている人がいらっしゃる場合、問題が深刻化しないうちに、
「パチンコをやっている人の1割が依存症になり、これば病気だし、しかも治らない」ということを知るべきです。



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