本からの教訓

晴れ時々曇り(小学生の日記のような表現)
強風(北西)19.9m/s
気温+6.2度 最低+1.8度




うちの女房が映画から教訓を得るのが好きだ・・・・

村上朝日堂 はいほー! (新潮文庫)

村上朝日堂 はいほー! (新潮文庫)

村上春樹のつれあいさんは映画を観るたびに
「ねえ、私にとってこの映画の教訓はね・・」と説明しはじめる。



本からも教訓を得ることもある。

特に今回読んだ「孤舟」は一応小説なんだが、まるで今はやりの
老いの才覚

老いの才覚 (ベスト新書)

老いの才覚 (ベスト新書)

のような(でも上の本は読んだことはない)
「どのようにすれば、みなから好かれる年金生活者になれるか」
を諭すハウツー本のようだった。


結局、おのれの立場を自覚して、過去のプライドを棄てて生きなさい。
ということか。


今度はやよいが「孤舟」を読み始めたのだが
果たして女性としてこの本から教訓は得られるのだろうか?


そしたら
「だって【負け犬の遠吠え】を喜んで読んでいたじゃない。それと同じように男の気持ちを知るのにはいい本じゃないの」と奇特なことを申されておりました。
(奇特の使い方はこれでいのだろうか?)


確かに【負け犬の遠吠え】からは女性の本音を知ることができる(全ての女性にあてはまるとは絶対に思っていませんので、念のため)。
意外とわかっているようで知らないのが異性の間柄ですからね。
だから凝りもせず同じ過ち(または挑戦)をする。


深くて暗い河があるんですよね。