日本での反原発運動

晴れ時々曇り。午後から雪が降るという予報だったが、今のところまだ降っていない。
気温+4.0度 最低−3.4度 南西の風7.1m/s




昨日のNHK・TV NHK海外ネットワーク

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=704&date=2011-03-26&ch=21&eid=7223

福島第一原発の事故に、原発に頼る先進国や新たなエネルギーとして期待していた新興国は大きな衝撃を受けている。ドイツは老朽化した原発の稼働延長を凍結。日本の技術で原発建設に乗り出すベトナムでは国民から不安の声も上がっている。




ドイツの原発事情と今回の福島事故に対する国民の反応が報道された。
原発反対派は、さっそく原発周辺に駆けつけてデモを行っている。
反応が早い。

いったい日本の反原発団体はどこに行ったのだろう。

かつて日本でも活発に行われた原発反対運動は、組合主体で行われていたような気がする。支持政党を盛り上げるための活動の一環として。反対を唱えている人に実感が伴なわない。どこまで危険なのかよくわかっていない。原発の仕組みもよく分かっていなかった。そのうち時が過ぎ、すっかり電気まみれの快適な生活に飼いならされると「実は安全でエコなエネルギーだったのじゃないのか?思い過ごしだったのかも」と自己暗示にかけられてしまった。
村上春樹が言うように「ボディブロウを打たれ続けて戦意が喪失してしまうように」、組合の弱体化が進んでいくのと同時に反原発運動もなりを潜めた。


この機会を逃して原発を止めるチャンスはないというのに、世論は高まらない。



Wさんからもっと恐ろしく具体的なサイトの紹介がありました。


その後また興味深いHPを見つけましたので報告します。
もうご存知でしたら御放念下さい。
文科省がこんなデータを公表しています。
http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/index.html
福島と宮城のデータは「調整中」で出てきませんが(意図的に公表
していない気がします...)、茨城県のデータですら圧巻です。15
日から値が急上昇するのがはっきり分かります。初期からもっとき
ちんと警告できたはずなのに...。
単位はナノだから「ただちに影響が出る値ではない」のでしょうけ
ど、その後も低下傾向とはいえ値は高いまま。そもそも、初期値と
して設定してあるグラフ表示の最大値を1ケタ以上変えないと
グラフの天井が抜けてしまうのがまた恐ろしいです。