画壇に属さず無冠の美学

曇り。湿気を含んだ空気がどよんと街中をおおう。
気温+1.7度 最低−5.2度。

夜半から雪が降る予報。
これからの雪はすぐに溶けるので心配ないが、春になりきるまでに一度や二度は
ドカ雪が降る。特に「卒業式や入学式によく降る」との言い伝えがある。年配の人はよく言う。その頃降るのは間違いないが、式の日めがけて降る根拠は全くない。なにかの思い込みかやっかみか。


昨日来られた○浜さんが、指にしっかり覚えさせるためと、リズムがしっかり取れる、ためにも「鍵盤を最後まで押し込む」練習をしなければだめだ。とのご指摘を受けた。

確かに日ごろの練習は指先でちょろちょろ弾くのがいつものスタイルだ。

ご指摘通りにやってみた。

でもだめだ!

やはりうるさい。
「昨日も近所迷惑などならないから大丈夫、しっかり押し込んで」
と言われたが

自分で弾いていて、自分でうるさいと思う。
こんなの毎日聴かされる家族も迷惑だろう。
凝りもせず毎日同じところで間違うし。


やはり今まで通りのスタイルで練習します。
指先ちょろちょろ。



北大通り元気なお店

今日は「ささき画廊」です。

先日お亡くなりになられた、太陽の画家「木島 務」さんは
毎年この画廊で個展を催されていた。

今日の釧路新聞「巷論(こうろん)」・・・社説ですね・・・に
釧路在住の画家マシオン恵美香さんが追悼文を書かれていた。

抜粋でご紹介します




「太陽の画家」を悼む
画壇に属さず無冠の美学



「釧路の美術界を一緒に励まそう!」と数年前、加療中の木島画伯が病室で言い出されたことによる。
 虚栄心に駆り立てられることの無いシンプルな画家としての行き方を唱えられておられた。どの画壇にも属さず、生涯、師も弟子も持たなかった。独学で油彩画を描き生計を立てることになったいきさつ、コンクールなどは無縁で、それゆえに無冠であること、一切の社会的地位を持たぬこと、郷土芸術化の中では異端の存在であることなどと、個展会場でも度々、自身について語っておられた。しかし、気取らない人なつっこい性格、ダイナミックな画面構成と湿原、幣舞橋、漁船、太陽、蛇行する釧路川など土着性のあるテーマ、力強い筆のタッチ、そして何よりも、色彩の明るさによって、釧路市民が励まされていたことが人気の理由だったに違いない。・・・・
・・・今日も夕日の中で描く姿があるような気がする。彼は徹底した現場主義者だったのだ。郷土が誇れる「太陽の画家」を悼む。合掌。

http://blog.atelier-alice.net/?cid=26821


http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/image-10803175444-11053628965.html