仙鳳趾（せんぽうし）の牡蠣 - 「休坂」の酔いどれ日記

晴れ。気温18度。

超秋！

昨日、おとといと、
実は休坂牡蠣祭りだった。

といっても、いつものように仙鳳趾（せんぽうし）に行って牡蠣を買って来て
休坂の前で七輪で焼き牡蠣するだけなのだが。

おとといは高○さんが買いに行ってみんなに振舞った。
自分で火をおこし、自分で牡蠣を焼き、ウンチクを語り・・・・
初めて休坂に来た人は、「あの人が宿主なの？」と思われただろう。

でも立派な「いち旅人」でした。

それは良いとして

おととい牡蠣を振舞ってもらった麻美さんは
余りの美味さに
「これは実家に送るしかない」と思い立ち、昨日一人で仙鳳趾（せんぽうし）へ行った。
いろいろ吟味し「よしこれを送ろうと」実家へ確認（例えば到着にふさわしい時間とか日にちとか・・・まさか住所を問い合わせたわけではないと思うけど）。

ところがここで衝撃の事実が判明する
「実はあんたは橋の下で拾った子なの」・・・ということではなく、
「実は家族みんなが牡蠣が嫌いだった」ということが。

送る段取りをほぼ済ませた後、このようなことが判明した麻美ちゃんは平謝り。

しかし、ここが仙鳳趾（せんぽうし）の牡蠣漁師の太っ腹。
「せっかく若い女の子が一人で買いに来たのに・・
よし分かった！不ぞろいの牡蠣があるから持って行きなさい、
そのかわり箱代だけちょうだいね」
と言われて、200円だけ払って大量の牡蠣を持ち帰って来た。

多分30個は入っていた。

昨日の休坂は大賑わいで（お泊りのひとはそこそこだったが）
夕方から夜にかけてやたらと人がいた。

ほとんどの人が満足するだけの牡蠣を食べ
近所のたら夫婦は残りの5個の牡蠣を持ち帰って今日のおかずにすると言っていた。

こんな太っ腹な、親切な仙鳳趾（せんぽうし）の人たちを応援したいなあ、と思った。

何という漁師さんかは忘れたが
皆さん！釧路へ来られたらぜひ仙鳳趾（せんぽうし）の牡蠣を宜しく！