もう少し、ゆかりの作家に興味を持たねば
曇り。気温5度くらい。
かなり寒いぞ。
そんな中ちゃりでマチに行って来た。
今、ぷりんが置いていった「挽歌」を読み出している。
映画はなんとなく観たような記憶があるが、本は初めてか。
けっこう細かい心理描写が書かれていて古さを感じない。
- 作者: 原田康子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1961/12/04
- メディア: 文庫
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その書かれた時代は幣舞橋を渡り北大通りに行くのを
「マチに行く」
と言っていたらしい。
魚がガバガバ獲れて、マチが好景気に浮かれていた頃の話。
霧や寒々しい季節の表現も、なにか余裕がある。
いまとは随分違う。
啄木の滞在した頃はどうだったのか
残された短歌はうら淋しいものばかりだけど
この前ぷりん、りちゃーどとこの付近を散歩した時
「そういえば啄木の代表的な短歌って何だったっけ」
などと、何回も釧路に来ている人とは思えない質問があった。
(そういう釧路住民も即答できない、情けなさだったが)
そういう人に私はなりたい・・・・だったけ?
なに言ってるの、それは宮沢賢治・・・などと。
昨日歩いていたら「これですよ」と言わんばかりの建物に会った。