草木が萌える雨
雨。ずーっと雨。
きっと、晴れたら草木の緑が濃くなっているのは
この雨のせいだろう、と思うような雨。
気温は5度前後。
ストーブはつけっぱなし。
原田康子の「挽歌」の一場面。
コークスストーブで暖められた部屋は・・・
「耐寒という、この地方での建築上の最大の問題を充分考えて作られたに違いない桂木家の応接間は、やがて汗ばむほどの暖かさになった。
桂木夫人は立って行って隣室のドアを半開きにした。・・・・」
コークスとか石炭とかは細かい火力調節ができない。
そういう時は窓を開ける。
さすがに桂木夫人はそんなもったいことはせずに隣室を開けたが
北海道らしい一場面でおもしろい。
桂恋に戻って。
⑥付近
海岸線を行こうと思って歩いていたら、こんなところに出てしまった。
この小さな部落(?)から出る道は一応はあるようだが
出る道には、通行止めのバリケードが置いてある。
実はこのような小さな、数軒しか住んでいない漁村が数多くある。
特に根室に行く途中、海岸線を走ると、このような部落に入る急な坂道を目にする。
ほとんど行き止まりだし、閉鎖されたコミューンのような雰囲気がある。
気軽に入っていくことを躊躇(ためら)わせるような、その空間が一つの家族体のようなオーラ。
なんてこった。
グーグルでしらべた結果(こんなこともできるのを発見)
昆布森まで14.4キロしかない・・・
どこかで30キロと書いてあった標識を見た気がしたのだが。
予定変更。
往復歩くか!?