これからは貧乏人の時代

雨。大雨といってもいいかも。
昼の気温は8.4度だけど、ずっとストーブをつけている。
本州で暮らす人たちは、このくらいではストーブはつけないかも、と思いながら。




本の話をするのは好きだ。(本当は最後の だ を付けない方がいいけど)

昨日から泊まっている男旅人(変な言い方)
が本好きで、いろいろと紹介してくれる。

西村昭「冷たい夏・熱い夏」

冷い夏、熱い夏 (新潮文庫)

冷い夏、熱い夏 (新潮文庫)

西加奈子「さくら」

さくら

さくら

大江健三郎の初期の作品も好きだといっていた。

今読んでいる本を返したら、さっそく読んでみよう。


で、なんで「だ」を付けない方がいいのか、というと
今読んでいる「川上弘美」の

風花

風花

これを読んでいると、ついつい川上弘美風の文体になってしまう
そうすると
本の話しをするのは好き・・・・・となってしまう。


まあいい。



昨日NHKの討論番組をチラッと見た。
草食系若者が「物欲はない」「名誉もいらない」など等・・
人生に実績を残したおじさん・おばさん(なぜか室井佑月も入っていた)が
「努力しない人生は無意味」「仕事にこそ生きがいがある」など等・・・

見ていて、これはチャンスでもあるなあ、と思った。
経済的に恵まれない若者が、立身出生するための、又とないチャンス。
だって、これまで最大のライバルだった
「家がお金持ちの高学歴」が物欲がないと言っているのだから。

頑張れ貧乏人。
これからは君たちの時代だ!



④の付近
炭住跡地・・・とは言え、まだ住んでいる人もいるので
歴史的産業遺産とするわけにはいかない。

桂恋漁港に入る手前に墓地があった。
そこで見つけた有名人のお墓。


吉良平治郎(きら へいじろう、1886年2月3日 - 1922年1月18日)は、アイヌ民族で北海道の釧路郵便局の逓送人(郵便配達員)である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E8%89%AF%E5%B9%B3%E6%B2%BB%E9%83%8E


大正11年(1922年)1月16日、昆布森郵便局の臨時逓送人に採用され、釧路局と昆布森局の間の郵便物の逓送をすることになった。 吹雪の中同僚に止められたが郵便を待っている人がいると強行し、そして3日目にして釧路地方を襲った暴風雪に見舞われ、釧路町(現在の釧路市)と当時の昆布森村の中間に当たる宿徳内(現釧路町)で殉職した。

郵便物は吉良の必死の努力によって遺体より先に発見された。命懸けで職責を全うした責任感で全国から注目され、吉良の行為は後に、昭和5年(1933年)発行の全国の高等小学校修身教科書に『責任』という題で載録される。戦前・戦時下の日本では滅私奉公の象徴として広く紹介されたが、アイヌ民族ということは伏せられていた。吉良がアイヌ民族として再び広く知られるようになったのはつい最近のことである。
http://www.nettam.jp/main/00home/column/33/
http://pub.ne.jp/ORORON/?entry_id=1809508