ラジオの朗読、読み聞かせの魅力

晴れ。
昼の気温プラス8.7度。
かなり暖かい。


そろそろバイクの季節到来か。


熊嵐を読み進む。
前にも読んだことはあったが
改めて読み返すと、人が襲われる場面は最初だけで
小説のほとんどを、取りまく人間模様がえがかれている。

面白くて
ちょうど日ハムがふがいない試合をしているので
どんどん読み進む。


同時進行で読んでいるのが
遠藤周作の「女の一生、キクの場合」

女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

幕末の頃、
農家の娘「キク」が好きになった青年は、
その頃もまだ禁制だった切支丹だった。




遠藤周作吉村昭も少し前の小説家だが、全く古さを感じないいい小説だと思う。


ただ最近の本屋は(特にコーチャンフォーなどでは)
今流行の本を売ろうとする「商魂」が見え見えだ。
ランキングをつけて
「ほら、今これを読まないと話についていけませんよ」
とばかりにあおり立てて売りつける(買わなければいいのだが・・・)



まあ本屋はしょうがないにしても
せめて図書館が、このような名作を順次紹介してもらえるとうれしい。

無理やりこじつけて
「今月は吉村昭の誕生月なので・・・とか」



あと視聴覚室では「読み聞かせ」などどうでしょう。
自分で読むのと、人に読んでもらうのでは入り方が違う。
よくNHKでやっていた朗読。
その良さをもっとアピールできないか。