クーちゃん来釧一周年とフィギュアスケートの音楽

晴れ。穏やかだけど寒い日になった。
最低気温マイナス15.1度
昼もマイナス5度。



昨日、図書館から予約の本が来たとの電話あり。
とても丁寧な電話で恐縮するほど。

警官の血 下巻

警官の血 下巻

ついでに恩田陸の「三月は深き紅の淵を」も借りる。

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)




・・・・2月11日はクーちゃん来釧一周年だそうだ。

図書館で写真展も開催されている。




バンクーバーオリンピックが開幕した。

注目のフィギュアスケートの三人(女子)。
今朝のテレビで三人の、これまでの挫折の模様を放送していた。

真央ちゃんは途中調子を崩し、ここままだとキム・ヨナの金は硬い

鈴木明子さんは摂食障害を乗り越えて代表の座をつかんだ。
しかも鈴木さんの家ってお母さんが小料理屋をしている。
フィギュアスケートをやる人の実家はみな大金持ちかなあ
と思っていたら意外と庶民的。応援しますよ!


で、問題はミキティ→くろちゃんの好きな(これはどうでもいいこと)
ミキティがどのメダルを取るか、という話しではなく、
演技の時の曲です。

モーツアルトのレクイエム。
すごい曲をつかうもんだ、と感心してしまうが
まあこれはモロゾフと相談してきめたのだからいいのだが。


今まで観た映画の中で、僕の中で上位を占める作品の一つ。
アマデウス


モーツアルトの天才的な才能を誰よりもわかってしまったのが
同じ時期に作曲家として活躍していた「普通の有名作曲家サリエリ

この映画の素晴らしさは、サリエリの口からモーツアルトの神がかり的な才能を、残酷なまでに語らせた、ということ。

最後の場面。
瀕死のモーツアルト口から語られるレクイエムの音符を
必死に書き写そうとするが、あまりに生まれ出る音が早すぎて
書くスピードが追いつかない。

モーツアルトの語られる音をすぐにオーケストラで再現する構成も素晴らしい。

まもなく死んでしまうわけだが
寒い雨のふる森の中を馬車に乗せられた遺体は
まるでゴミのように穴の中になげ捨てられる。

その場面で流れているのが「レクイエム」なのだ。

ミキティはこの映画をみたのでしょうか?