各地の最低気温と釧路カンマーアンサンブル演奏会のお知らせ

晴れ。
昨日に引き続き、今日も20度超え。
今朝はマイナス20.1度。

気がつかなかったのだが
釧路で20度を超えたのは実に7年ぶりらしい。

毎年1〜2回はあったような気がしたのだけど。

ちなみにこれまでの最低気温の記録は
マイナス28.3度でしかも1922年1月28日となっている。
そんなもんなんだ・・・
僕らが釧路に住み始めたころは
毎年25度くらいは普通にあったような気がしたのだけど



今日の新聞に各地の最低気温の記録が出ていた。
意外だったのが弟子屈の記録。
昨日が記録更新だったそうだが
それでも24.9度。
近所の川湯の記録が34.0度だけに、どうなっているの?

同じ内陸にあって場所も近いのにこの違い。
ただ、気象記録は観測場所によって大きな違いが出る。


もしかしたら弟子屈の観測場所は温泉の近く?
地熱が高いとか・・・





・・・早く紹介しようと思っていたのに今になってしまった。

 第5回演奏会 「バッハの贈り物」

  日時 2010年2月7日(日)14:00  《入場無料》

  会場 カトリック釧路教会 (釧路市黒金町12-10 和商市場横)

  演奏曲目
     J.S.バッハシンフォニア BWV42
     J.C.バッハ/五重奏曲 ハ長調 作品11 第1番
     モーツァルト弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 「狩」K.458
     ファッシュ./序曲 ト長調
     J.S.バッハブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
  
  出演者
      ヴァイオリン/伊藤慎介 岩澤哲 榎本貴子 山田直人
      ヴィオラ阿部純子 小田嶋武雄 黒川彩 
      チェロ/伊藤泰広 福田雅明
      コントラバス/石田祥
      フルート/今川正吾 山口倫子
      オーボエ/諏訪信哉 諏訪弥貴子
      バソン/山村織生
      チェンバロ/村雲雅志


会場がカトリック釧路教会・・・・和商市場の隣にある。

教会に行くのは何年ぶりか・・・
ともかく釧路のカトリック教会は初めてだ。


高校の時、何度か長崎に行ったことがある。
その頃通っていた小さな教会の行事だったのだが
管内の高校生を集めて、巡礼・・・そうまさにメッカへの巡礼のような
カトリックの聖地への巡礼。

大浦天主堂での荘厳なミサの、オルガンと聖歌隊の重なり合いながら
脳ミソの奥深くまで響き入ってくる音の記憶は
いまだに消されることがない。

老後はここで毎日黙想の日々を過ごしたい、とまで思わせたが、
ちょうどその頃読んでいた遠藤周作の「沈黙」。

沈黙 (1966年)

沈黙 (1966年)

神の沈黙。
ポルトガルから来た宣教師。
隠れキリシタンたちが次々に捕らえられ処刑される
宣教師たちはひたすら神に祈る
しかし、神は沈黙。
最後は宣教師も信仰をすててしまう・・・

だいたこんな内容だったような気がする。


遠藤周作自身もカトリック信者だが
この本に関しては当時の教会から発禁書もどきの意見もでた。

そんな教会のあり方について多感な世間知らずの高校生は大いに反抗した。
教会を離れるきっかけになった本でもある。


でもやはり、残念ながらいまだに教会は特別な場所であることは変わりない。

三つ子の魂百まで。あと45年は続く。



まあそんな個人的なことはともかく

そのような響きの教会でバッハの演奏。
最も相応しい会場だろう。

日曜日の午後2時・・・・行けるかなあ