日常生活の中の辺境
晴れ。
夜中、明け方は寒いが日中はプラスの気温になっている、
昨日も今日も。
風もないし、さぞ雪像つくりの方々は仕事がはかどっていることでしょう。
いよいよ来週の29日から「くしろ氷まつり」です。
そして昨日からSL冬の湿原号が運行始をめました。
第43回釧路市観光写真コンテスト入選
SL釧路湿原を重連でゆく
高橋 正弘 氏
・・・旅、について村上春樹「辺境・近境」より
いちばん大事なのは、このように辺境の消滅した時代にあっても、自分という人間の中にはいまだに辺境を作り出せる場所があるんだと信じることだと思います。そしてそういう思いを追確認すいることが、即ち旅ですよね。そういう見極めみたいなものがなかったら、たとえ地の果てまで行っても辺境はたぶん見つからないでしょう。そういう時代だから。
・・・実は数日前からやよいが帰郷している。
今日帰ってくるんだけど、行く手段で最初じたばたした。
行った日がちょうどJALが会社更生法を申請した日で、
「今日だったらタダで行けるんじゃないか?」
と思って(さすがにタダとは思わなかったけど)
金券ショップ(旧長崎屋にある)に電話するも休み。
いろいろ検討した結果JRで行くことにした。
釧路から「特急おおぞら」で札幌(正確には南千歳)にでて
寝台特急「北斗星」で東京まで行く。
しかも往復。
「悠遊倶楽部」の会員なのでいくらかの割引がある。
普通の鉄ちゃんでもやらない行為。
じつはやよいも「隠れ鉄」と言ってもいいほど
時々意味もなく時刻表をながめたりしている。
どんな鉄かというと、あの「酒井順子」同じように
とりあえず寝る、ひたすら寝る。
寝ながら釧路東京間列車の旅。
辺境は見つかったのか!?
数年前に休坂の泊まってくれたライダーが書いた本。
時々読み返してみるけど、単なる旅行記ではなく
ツーリング中に考える家族への気持ちや、出合った風景から想う事など、
けっこういい本です。
- 作者: 安蔵貞夫
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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