パンダの名前

晴れ時々曇り。
昨日までの強風は収まったが、なんとなくまだふいている。
えぷろんさんの看板が吹き飛んだらしい。
高台にあるからね。

適当になおしておけば、その内誰かがしっかり修理するんじゃあないの。


年賀状の原案みたいなものが出来上がった。
今年は超シンプル。
歳をとるといらない物は捨てて、どんどんシンプルに生きる。

NHKで今やっている「坂の上の雲」でも言っていた
身の回りを簡素に質素に生きる・・・と。


暇なので昨日テレビを見ていたら
中国でのパンダの飼育場が映っていた。

中国にとってパンダは外交に使える、別な意味で貴重な動物だ。
飼育員はパンダの出産期に自分の生活も合わせる、と言っていた。
皇室のお子様誕生と同じくらいの気の使いよう。
ミスは許されない。
単なる野生動物ではない。


村上春樹の「辺境・近境」で
中国の動物園に行ってお金を払いトラの赤ちゃんの抱かせてもらる場面がある。

辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)

赤ちゃんだというので、せいぜい大きな猫くらいだと思っていたら
出てきたのは紛れもない小型のトラだった・・・かなり怖かった。

その後「名前はなに?」と聞くと
「お前はアホか、トラにいちいち名前なんかつけるか」
といううつろな顔でみられた。

たしかパンダには名前をつけていたと思うけど。

という所がある。
確かにパンダの飼育場では全てのパンダに名前がついていた。




今日の釧路新聞によると
北海道知事の高橋はるみさんが
台湾にタンチョウを送る計画があるという。


(この鳥の名前、正確にはタンチョウと言います。
が、釧路の観光協会の人等もときどきタンチョウヅルと言います。
対外的にはもう変なこだわりを捨てて丹頂鶴(タンチョウヅル)の方がわかりやすいし
タンチョウヅルにしてしまえばいいのに、と時々思います。)


名前はともかく
台湾でもタンチョウの人気は高いらしく
それに観光客も大勢来てくれてもらっている義理もあるし(これは僕の個人的考え)

ただ実際には送ることについての問題は多いようで
すぐに、という訳にはいかないようだ。
なんか、はるみさんに「送る計画がある」と言われると
「あんたの鳥じゃぁない」とトメさん(鶴居村で長年給餌活動をやっているおばさん)
に言われそうな気がするけど。