のだめから考えるクラシック音楽の未来(すげぇ表題・・・)

強風!
午後から晴れてきた。
苫小牧ではどっかの駅の屋根が飛んだらしい。


のだめ。

モーツアルト2台のピアノのためのソナタニ長調K448



この前のバロックライブでも演奏者が言っていたけど
かつてCDもレコードもなかった、それこそモーツアルトが活躍していた頃は
もっと自由だった。

のだめから・・・
18世紀みたいに、作曲家が演奏家だったり
即興演奏も普通だった時代とか・・・

モーツアルトやベートーベンの頃ね)

演奏者の主観的な解釈や編曲が受け入れられていた
19世紀の終わり頃だったらのだめはよかったのかもね

レコードやCDなんかもなかったから
お客さんもその時々の演奏ライブを楽しんでいた。

「そーですよ。なんで今はこんなに窮屈なんですかね!」
「勝手にこうだって決めつけたり、
評論とかも、いろいろとあたまにくるんですヨ」



・・・・この曲はこう演奏しなければダメだ、とか。
理由をつけすぎる。
もっと聴く側も自分の感性に素直に
「いいものは、いい」と言えるように聴きたい。


晩年、日本にも来る機会があったホロヴッツ。
その時の演奏を
「ミスタッチが多く、演奏家として終わった」
という評論を聞いたことがある。

でもこの演奏を聴くと
「正確に弾く必要がどこにある!」
と思う。