ヘルパー

霧フェスの最終日。日中時々晴れ。
暑くもなく、寒くもなく。



先日とある宿から暑中見舞いが届いた。
この寒さの中で・・・とは思ったが、ありがたく感謝。


何年か前(とある宿からは毎年暑中見舞いをいただいている)
お礼のメールをしようと思い、とある宿のホームページをのぞいた。

そこで衝撃の画像に出会う。
紹介してもいいですよね(誰に聞いているのでしょう)

http://homepage2.nifty.com/machiboke/jinnzennji/0720.htm

秦泉寺こまきのヘルパー日記。

ここまで宿の内情を暴露してもいいの?
でも面白すぎ!
でも上手すぎない?


と思っていると
この人「秦泉寺こまき」さんてプロの漫画家だったのでした。

[rakuten:ubook:10658737:detail]

なんで漫画家の方が宿のヘルパーに????

それは色々あるのでしょうから深くは追求しないで



さてこのヘルパーという存在。
介護じゃないですよ。

宿のお手伝い。
宿の花。
看板娘。

(たいがいは本当の宿の娘がやっているのはまれで、旅人→宿ヘルパーという流れが多い)

大きな声ではいえないが、この存在が宿に行く大きな目的、という旅人も多い。
(ある宿からはこんなこと書くと怒られそう)


どんなことをやるかというと。

①掃除、②食事の準備の手伝い、③呑み会のお相手(?)
食事に重点を置いている宿の場合、食事の準備が仕事の大半になるが
やはり宿主も旅人さんも一番期待しているのが
③でしょう。


男ばかりで呑み会にこの女性ヘルパーが参加するのと
参加しないのではかなり盛り上がり方が違う。
女性ばかりだと男性ヘルパーが居ようが居まいが関係なく盛り上がる。


でも実はこれが一番問題で、
なんせヘルパーは基本的に
無給、タダ働き。ボランティア。

なぜこの資本主義社会で宗教団体でもないのに
このようなことが行われているのか


それは・・・・タダで北海道に居れる。楽しいから、楽しめるから。
しかも、かなりモテる。
これがきっかけで結婚した人も多い。


以前、近所の女子大生に
「時々遊びに来ない?」
「なにをすればいいのですか?」
「呑み会のお相手」
「それって、ホステスみたいじゃあないですか」
と言われて断られた。


最近はどこの宿でもヘルパーさんが来てくれないと困っているようです。

(注)このヘルパーに関する考えはあくまでも休坂個人の考えであって
   どの宿にも当てはまるわけではありません。念のため。