スロウ

この夏の悪天候は霧フェスでさえ(霧フェスは晴れるというジンクス)
雨を降らせてしまった。夜中から大雨。
気温は高い。蒸し暑い。
といっても気温19度湿度96%。


それでも夕べはレーザーショーと海鮮市場は開催されたようだ。


スロウという雑誌がある

帯広の印刷会社「ソーゴー印刷会社」が発行している季刊誌。

http://www.n-slow.com/index.html

休坂でも販売しています。
最近売れ行きが悪いので
(定期購読する人が多くなったので・・・)
ぜひともウチで買ってください。

あまりにも売れないと撤収されてしまいかねないのでお願いします。


さて今回の「スロウ」に面白い記事が。


弟子屈でカヌーツアーをやっている
「ナヌーク」
http://www17.ocn.ne.jp/~nanook/nanook.html

なにが面白いかって

この家族バスに住んでいる。


電話線は引きこんでいるらしいが
水道、電気はナシ。
ランプと湧き水の生活をもう10年続けている。

さすがに真冬は市街地のちゃんとした住居に移るみたいだが
夏場はずーっとバス。

キャンプ生活が日常。
キャンプは非日常だから楽しい。

すごい生活力。


昔、知り合いの牧場で
牧場主が旅行するので2〜3日手伝ってくれ
ということで一人で牧場業務。

そこには水道がなかった、しかも冬。
5メートルばかり離れた沢へ水汲みに行かなければならない。
洗濯も風呂も(ドラム缶風呂)食事も。

ほとほとイヤになった。


とても昔の「おしん」の生活になど戻れないと思った。



あまりにも便利な世界に慣れると
不便だった頃のことを忘れて
地球温暖化防止のために生活水準を下げよう、などと
安易に言ってしまう。


あの水汲みを体験すると、言えなくなる。