小椋佳

昼過ぎまで強めの雨と風。
梅雨前線と発達した低気圧のせいだというが
北海道は梅雨がなかったはずでは?

とにかく今年の春から初夏にかけてよく雨がふる。
家の周りの草はどんどん伸びる。
誰が刈るのでしょう。


強風のためカレーやのノボリを出さなかったので
客足いまひとつ、というかほとんど来ない。


その代わり古くから休坂に来てくれている大阪人が
嫁さんを連れて来てくれた。
(大阪人→嫁さん、となるけど 関東の人だったら、連れ合いとか、今度結婚なさった方、などと言い方が変わってしまいます)
その新婚さん(三年前に結婚したというのでもう新婚ではない?)が
アメリカのギャンブルで有名なところへ新婚旅行に行ったそうです。
そして小額ながら買ったら、びっくりする額の大当たり。
(いくら儲かったか、額は言えませんが、とにかくびっくりする額、それぞれ想像してください)

そこで、二人で「何しよう、このお金」と考え
「そうだ先ずは食事」との事で思案の結果
泊まっているホテル(当然豪華)の高そうな日本食レストランで
「うどん」を食べたそうです。

こういうの好きです。


なんというか、ケチとかそういうのではなく
満ち足りた気分の中で、ワケノわからないフレンチとかを緊張して食べるのではなく

一番好きで安心して食べられる「うどん」


きっと旨かったでしょうね。


しかも、その儲かった高額金を身内の起業資金にポンと全額提供したとの事。
それも嫁さんに相談もせずに。
それを「あ、そう」と認める嫁さんもエラい!
きっといい夫婦になるでしょう。


夕べとあるラジオで小椋圭の対談番組があった。

「いまの若者と我々(小椋)の違いは
我々の時代は遠視眼的で、今は近視眼的」
と言っていた。
どっちがいいとか悪いとかは言っていなかったが。

「なぜ若者が近視眼的になったと思いますか」との司会者からの質問に

「遠視眼的な大人が幸せそうに見えないから」と答えていた。

そうだよねえ、もっと楽しそうに生きよう


小椋圭の好きな歌手がペギー葉山だそうだ。

好きな理由に、もちろん歌のうまさだが
それと、あれほどうまい歌手なのにヒット曲がない、それがまたいい。
その後「南国土佐をあとにして」がヒットした時はちょっとがっかりしたそうだ。

「それでは、お好きな曲をかけます」との司会者の問いに

「それじゃあ 学生時代を」

・・重いカバンを抱えてかよったあの道
秋の日の図書館のノートとインクのにおい
枯葉の散る窓辺 学生時代

いい詩ですよね、と言っていました。

鹿児島に純心高校というミッションスクールがあるが
そこの雰囲気にピッタリ。
といっても学校の中に入ったことがある訳ではなく
通っていた乙女たちから想像して
この曲を聴くたびに思い出します。