冬だから短歌

午前中から小雪

日中の気温も上がらない。


こんな日は、暖かい部屋で「短歌」はいかが?

↑−3.8℃   ↓−10.2℃     北   4.9m/s   湿度  86%

ぼくの短歌ノート

ぼくの短歌ノート



先日の道新、穂村弘のエッセイ。


短歌発表会で同人の女性の作品が素晴らしく、場内から大きな歓声と拍手が上がる。
僕(穂村)もつい指笛を吹いてしまう。

その会の打ち上げの席で、女性に
僕 「素晴らしい発表と作品でした」
女性「ほんとに良かったです。大きな歓声と・・・指笛まで!
   私は長い時間がかかっても、指笛のひとを探します」
   と、遠くを眺めるようなまなざしで、うっとり。
僕 「えっ  あの指笛は ぼくなんだけど」


言ってはいけない事、というような題名だった。




そんな穂村さんが選んだ短歌の数々。


前に来られたOSさんとも楽しみましたが

http://d.hatena.ne.jp/yasumizaka/20161229


老人ホームの廊下に貼られた短冊に
「赤いスカートをはいて鰻を食べに行きたい・・」
と詠んだ女性

「年下も外国人も知らずに朽ち果ててゆくからだ・・」

などなど
身につまされる短歌と、その解説または改悪版などと、


ちょっとカレーの暇なときに、ちょい読みできるいい本です。