昨夜は風雨が強かった。
玄関前の立てかけてある看板を仕舞ったほどの風です。

↑7.1℃   ↓2.6℃    北東   3.5m/s   湿度  91%

このブログは、ちょっと空いた時間とか、
ふっといいネタが浮かんだ時間に書く。


その時にネット環境が悪いと(遅いとか)
書く意思をそがれる(ネタを忘れる)。

そんなことも、最近ぽつぽつと書かない日がある理由です。




最近の読書の傾向は、西加奈子から遠藤周作に移りつつあります。
遠藤周作を改めて読んでみると、
作品の流れが、聖書の流れに沿っていることが多いと、気づく。

前は「単に面白い」としか思っていなかったが
小説の登場人物それぞれが、聖書の登場人物にほとんどが重なる。


幼児期から「イヤというほど」聖書の話を聞かされたので

例えば「おバカさん」の

おバカさん (角川文庫)

おバカさん (角川文庫)

酒場でガストンと兄妹が不良グループに襲われ
それまで親密だったガストンと兄妹は、さっさとガストンを棄てて逃げる
ガストンは抵抗することもなく、不良グループに打ちのめされる。


これは、イエスが囚われるとき、(それまで忠誠を誓っていた)弟子たちに
「お前たちは私を棄てるであろう、その時鶏が三度鳴く」
と予言したことの話の現代版。

ガストンがイエスで、弟子たちが兄妹というわけだ。