旅ノートの魅力
日中の気温が上がらない。
真冬日です。
うす曇
↑−3.5℃ ↓−9.4℃ 北 8.6m/s 湿度 40%
幣舞橋のたもとにあるイルミネーションです。
上尾幌・・・の3
きのこの里・・・ということで
駅の周辺には、きのこを栽培してある(多分)ビニールハウスが数多くある。
きのこ栽培はずいぶん昔から盛んだったんだろうなぁ
と思わせる建物もある。
なぜここが「きのこ」なのか・・・?
結局、2時間歩き回って、降参しました。
もう行くところがない。
駅に戻って・・さて何をするか、あと1時間。
椅子はあるが、トイレも暖房もない。
(駅を背にしてまっすぐ歩き、大きな十字路の角に床屋さんがあって、そこに自販機がありました)
壁の方に、駅の模型と雑記ノートがありました。
普段なら、あまりこの手のものは見ません。
ただ時間があったので見てみると、これが意外と面白い。
雑に書きなぐったものもあるが、ていねいな文章で心の内を書いたものや
漫画(イラスト)も多い、しかも上手いしていねい。
文章の内容は「間違ってここに来た」「なんとなく何かがあるかと思って来た」・・というのが多い。
「札幌から来ました。大楽毛に行くつもりがここに来ちゃいました・・どうしよう」
とか
「有名でない駅に行くのが趣味で」
とかなどです。
どれも長文でていねいなのは、多分、どこにも行くところがなく、暇だったかではないかと(自分のように)推測されます。
ぼくも思わず、昨日書いたような内容のものを1ページ書いてしまいました。
書き始めるとおもしろくなって、時間が過ぎるのを忘れるようでした。
気がつけば、次の発車まであと10分。
いちばん充実した時間でした。
(こんなことなら、もっと早く降参して駅舎にこもれば良かったと後悔する)
もしどなたか上尾幌駅に行かれる方。
日付とイニシャル付きで書いたのでご覧下さい。
改めて、教訓!
駅は降りてみないとその良さ(悪さも)は分からない。
さらば!上尾幌駅。