エアーティンパニー
うす晴れ。
今夜から雪。明日は雨の予報だが荒れそう。
もうそろそろ自転車も終わりだなと思って、すこしそのへんをウロウロする。
↑5.5℃ ↓−5.1℃ 南西 6.1m/s 湿度 39%
今朝の冷え込みで結氷しはじめた春採湖
先日の夜、近所のまなぼっと(釧路市生涯学習センター)で
北海道教育大釧路校の交響吹奏楽部定期演奏会(漢字ばかり)
に行って来ました。
たまには生の音を聴いてみようと。
(失礼かもしれないが)そんなに観客はいないだろうと、のんびり行ってみると
会場前には、ずらーーーっと列ができており、ビックリ。
開場前の舞台には多くの椅子・譜面台・打楽器の数々が配置されていて
演奏者が多いことがわかる。
ぼくも中学高校と吹奏楽をやっていた。
楽器はユーフォニウムという、チューバに似た形の小型版。
中学も高校も吹奏楽部という存在を、
時々校歌の伴奏や、運動会のマーチをやるひとたち、くらいにしか思わない
目立たない部活でした。
当然、部費も少な目で(極端な話)戦後に買った楽器をそのまま使っていた。
高校3年の吹奏楽コンクールは(B編成だったので課題曲はナシ)
シベリウスのフィンランディアを選んだ。
ところが我が部にはティンパニーというものが存在しない。
しかし選曲は↑が大活躍するのにした。
どうしたと思いますか?
ベトナム戦争の最中、ダンタイソン少年は防空壕(ごうはこれでいいの?)のなかで
紙に書いた鍵盤で練習していた・・・・
と聞いた事がありますが
我が部の打楽器奏者はエアーティンパニーで毎日の練習に勤しんでいました。
(なぜかバチ(叩くやつ)はあったので、机でも叩いていたかも知れない)
その状態でコンクール当日をむかえ、
そこら辺の、すでに演奏が終わった学校の連中をつかまえて
「あのー すみませんが、ちょっとだけ貸してもらえませんか?」
と交渉して本場へと至ったのです。
教育大学釧路校の吹奏楽部には
それこそ溢れんばかりの打楽器が、ところ狭しと配置されていました。
最近(といってもあまり聴いてないけど)の吹奏楽は金管木管楽器より
打楽器を有効に使う傾向にあるのかな・・・とも思いました。