晴れ。

この時期は霧もなく、ちょうどいい気温で(歩いたり走ったりするには)
雪もすっかりなくなったので、釧路観光にはいい時期だと思うのですけど。


↑6.4℃   ↓2.1℃       南西   8.4m/s   湿度73%


ラジオが好きなのは、前からしつこいほど言っていますが
特にここは、近くにNHKがあるので(放送室からしゃべるのが聞こえてきそうなくらい近い・・たとえですけど)
さっきしゃべっていた人が、こんにちは、と言って来てくださることも多いのです。

それは、妙なリアル感があって、いいものです。


そのNHKの昨日のローカルニュースで
いつもの方がしゃべっていました。

内容は、
「円安」がいかに釧路の経済に、悪か善かわからない影響を与えているか
(これは僕が付けたタイトルです)

円安によって、輸入肉が高騰している影響で、釧路町にあるザンギを提供している飲食店では・・・・(と話し始め、いろいろ数字を並べて説明する)

1.この店では輸入とり肉(多分ブラジル)を月に1.6トン使用している。
2.円安により仕入れ価格が、これまでより6万円も上がった
3.これまでは山盛りのザンギを提供するのが、この店の人気だったが
 この円安での輸入肉の高騰には、さすがに参って
 今後はザンギを3個減らすことにした。


以上の内容が、夕方6時45分からのNHKのローカルニュースでした。


円安による市場経済に与える影響を、これほどわかり易くリアルに表現したニュースを
僕はこれまで「週間こどもニュース」でしか聞いたことはありませんでした。



さて「円安は釧路経済にとって善か悪か」の問題に立ち戻りましょう。


輸入とり肉が高騰して、仕入れ価格が上がったことは良くないが
それによってNHKのニュースになり、かなり多くの人に(ローカルニュースなので限られているが) へーそんな店があったんだ・・今度行ってみるべ。と思わせることになった。

また、これまでこの店の常連だった方々も、3個減ったおかげで、体脂肪の蓄積度合いが、わずかだが緩やかになり、じゃあ今晩は普通の(低カロリーじゃない)ビールを一本追加するか、と心にゆとりが生まれる。


ですから、大きく見てみると釧路にとって・・・



どうなんでしょう、わかりません。