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晴れ。
冷えた朝でした。
↑12.0℃ ↓0.7℃ 西 1.9m/s 湿度54%
阿寒シリーズ。
店頭にムックリがあったので、旅人あ○かは興味をもった。
ちょうどマキ割りをしていたお店の人に聞いてみる。
「5分で演奏できるようになりますよ」
とのお言葉に
「では買います」
とチャレンジしてみることになった旅人あ○か。
実は休坂にもムックリはあって、興味を持った人に伝授しようと思うのだが
その人の熱意と器用さとによって音が鳴るまでずいぶん差がでる。
それを、最初から「5分でできる」と言うのは、よほど自信があるのか、
とその伝授方法を隣で盗み見る。
左手でしっかり固定して、右手のスナップをきかせてヒモを引っ張る。
音の出る角度は一箇所しかありません。
そうそう、いい感じ
出たじゃないですか
と、本当に5分もかからないうちに音が出る。
次のステップは、そのまま口に当てて音を出す
最後にそのムックリに息を吹きかけて音色を変える。
途中、コーヒーなど飲みながら、店内にいた時間は1時間弱でしたが、見事に演奏することができました。
でもふと彼女のムックリを見てみると「血」が。
やりすぎてムックリの振動部分でくちびるを切ってしまったのでした。
ムックリ界の星飛馬か、あんたは!
とその熱意に呆れたのでした。
それにしてもこの店の人の教え方は的確です。
それもそのはず。
この方はあの有名な(世界的な)ムックリ奏者だったのです。
郷右近富貴子(ごううこん・ふきこ)氏 (ムックリ・トンコリ奏者)
阿寒湖アイヌコタンで育ち、アイヌの舞踊や歌などを習う。今年から阿寒観光汽船にて、アイヌ語り部として、ムックリやトンコリなどを演奏し、アイヌ文化を紹介している。第一回国際口琴フェスティバルin東京に出演。
旅は少しのチャレンジ精神で、数倍楽しくなる、といういい例でした。