高温多湿。
午前、買い物後に雨にあたった。
南の島で午後3時の昼寝時に降るような雨だった。
少し冷たいが(やはり水なので)、
やばい!風邪をひくかも
と慌てて雨宿りするような雨ではない。



↑℃   ↓20.9℃     南  9.4m/s   湿度94%


先日の月曜日、北大通りの「豊文堂」へ行った。


引っ越す時、身辺整理をしようと本やレコードなどをまとめて
豊文堂へ引き取ってもらおうと電話すると

東日本大震災以降、身辺整理のために持ってくるお客さんが多くて
収集がつかない状態なので、今は引き取れません」

とのお返事だった。



確かに、店内は未整理の本が通路に積んであった。


雑誌なども多く、古いベースボールマガジンや映画の本・芸能画報(今もあるのだろうか?)・キネマ旬報鉄道ジャーナルなど、ファンにとっては宝の山なのだろう。

http://houbundou.com/index.html


今回気になったのは、
豊文堂に行くと常に同じ場所に、3年後に行っても同じ場所にあると思われるような
市町村史などの分厚い本だ。


例えば釧路であるなら、蝦夷の地に入植して今に至るまで、どのような繁栄と衰退があったのか、その中で人びとはどのような暮らしをしてきて、今の自分があるのか・・


そのようなことを考える人は多くなるのではないか


確かに地元の小説家などの記述である程度知ることはできるが
あくまでも小説家の感じ方であって、もちろん個人個人の意見ではない。


それを客観的に知らせてくれるのが市町村史ではないだろうか。

事実だけを淡々と

○年○月 マグロが記録的な豊漁
○年○月 釧路空襲
○年○月 釧路沖地震

などと


その中で親たちはどのように生きてきたのか


大きめの音で流れるジャズを聴きながら、そんなことを思って
至福の時間を過ごしました。

こんな本屋がある釧路はいい街です。