リノリウムの床、薄暗いL字の廊下

冬に逆戻りの晴れ。

行きつ戻りつの春だ。

関東では桜が開花したとか。
その付近に住んでいた頃、花見のシーズンに必ず「花散らし」の大風が吹いた。
今週の低気圧も花散らしになるのだろうか?


↑3.3℃    ↓−5.6℃     南西  8.3m/s   湿度65%


アダノンキ、石山さんの「朝の食卓」

村上春樹ファンらしい書き方で、
アダノンキの入っているビルは、
羊をめぐる冒険のいるかホテルのようだ。

ダンスダンスにも登場する「いるかホテル」



ダンスダンスより抜粋
「そう、右の方へ進んだのよ。ゆっくりと。廊下はまっすぐだった。壁沿いにしばらく進むとね、廊下が右に曲がっていたの。そしてその先の方に、ぼんやりと光が見えたのすごく弱い光よ。ずっと奥の方から洩れてくる蝋燭の光みたいなの。・・・・・・
でもそれから中でかさこそという音がしたの。何というか、重い服を着た人が床から立ち上がるような、そういう音・・・・・・」


羊博士が出てきそうだ。

ウィキペディアより
羊博士
73歳。1905年仙台生まれ。旧士族の長男で神童。東京帝国大学農学部を首席卒業後、農林省に入省。1935年7月満州で緬羊視察に出かけ行方不明になり、「羊」が入り込む。日本に戻ると「羊」は抜け、羊博士は左遷され、農林省を辞職して北海道で羊飼いになる。その後いるかホテルの2階に引きこもってしまう。