ラム入りコーヒーを飲んでみた。

晴れ。

○原さんも旅立って行った。
今回は短期間だったが、かなり仕事をさせしまった。

もう○原さんナシの休坂は考えられない。

↑21.6℃ ↓14.4℃  南 3.4m/s


昨日、久しぶりに「ルイーダの酒場」に行った。
男女三人のお客さんが、まるで高校の放課後、教室に残ってだべっているような感じでしゃべっていた。禁煙になったの?と聞いたくらい、誰もタバコを吸っていない。ルイーダ=タバコの図式が崩れつつある?

特に何を飲もうと思っていったわけでなく、席に座って、さて何を飲むか、と考える。
カクテル類が多い。昼はコーヒー店になる店。

そうだ、前から一度飲もうと思っていた「ラム入りコーヒー」を飲んでみよう。



前にも引用した村上春樹


冬のオーストリアとかドイツとかで飲むラム入りコーヒーはすごくおいしい。なにしろあの辺は東京なんかに比べると圧倒的に底冷えするから、ダウンジャケットに手袋にマフラーと完全装備でたちむかってももうすぐに「うー、さぶさぶ」という感じになって、カフェにとびこんで温かいものを飲みたくなってしまう。カフェのガラスというのはだいたい暖房のせいで白くくもっていて、外から見ると本当に暖かくて居心地良さそうに見えてしまうのである。そういうところにとびこんで注文するのはやはり「ラム入りコーヒー」がいちばんである。ドイツ語ではたしか「カフェ・ミット・ルム」だったと思うけど、間違っていたらすみません。

 熱いコーヒーの上に大盛りの白いクリームがのっていて、ラムの香りがツーンと鼻をつく。そしてクリームとコーヒーとラムの香りが一体となってある種の焦げくささのようなものを形成するわけだ。これはなかなかのものである。そして確実に体が暖まる。



飲んでみて、いまいちピンとこない。しかし実際飲んだことがないので、こんなものかなあ〜と思って飲んだが、上の文をもう一度読んでみると

「熱いコーヒーの上に大盛りの白いクリームがのっていて」
とあるではないか。


今度行ったら(ルイーダに)教えてあげよう。

その前に誰か行ったらお伝えください。


大盛りの白いクリームをのっけるように、と。



ほとんど飲んでしまった後のラム入りコーヒー。

ルイーダの酒場から見た外の風景。