武佐新道

晴れのような曇りのような日。
午前中、暑そうな空気が流れるも時にひんやりする。

↑16.9℃ ↓10.1度℃  南南東 7.3m/s


武佐の森に行くと、下のほうに高速道路のような新しい道がみえる。
武佐から別保に抜ける新道なのだが、途中の用地確保ができていないようで、
まだ通行は不可なのだ。
歩きはいいだろうと思って行ってみると
「歩行者は通り抜けできません」
という看板がある。
「通行禁止」とは書いていない。





昨日NHKでやっていた

NHKスペシャル「昔 父は日本人を殺した〜ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦〜」

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=704&date=2011-06-19&ch=21&eid=16473

民間人を巻き込み、20万人以上の死者を出した沖縄戦ピュリツァー賞作家、デール・マハリッジは海兵隊員だった父が死ぬ直前、「自分は太平洋戦争で沖縄戦に加わり、日本人を殺した」との告白を受ける。父を生涯、苦しめたものは何だったのか。デールは、父と同じ部隊の元海兵隊員や、沖縄の元少年兵たちの証言をもとに、なぜ多くの民間人が犠牲にならねばならなかったのか、戦場で兵士たちに何が起きたのか、たどっていく。


戦場においては勝者も敗者もない。同じ狂気のなかでその後の人生に大きな深い傷を負う。
生き残った少年兵だった人に問う:
戦争から学んだものはなんですか?
少:けっして戦争はしてはいけない

少:(インタビューのデールに問う)アメリカの正義とはなにか?あの戦争の後もアメリカはいくつかの戦争をしていうことについて。

デール:わからない・・・。


沖縄の地上戦で島民や旧日本軍の話は聞いたことがあったが、その戦闘に参加した元アメリカ兵の話は初めて聞いた。
皆、異口同音に言う
「英雄なんて一人もいない、狂気だけがそこにあった」。