人類の発展がもたらしたもの

晴れ。

↑10.4度 ↓1.1度  南西 3.8m/s

家の横の舗装工事をしている。
重機の振動で震度2位くらいだろうか。


見ていると重機の仕事量は大変なものだ。
人手の何人分なんだろう。

昨日借りてきた図書館本

遠藤周作「王の挽歌」
NHKでやっている「江〜姫たちの戦国〜」の時代の大友宗麟の話。

冒頭の部分、秀吉の大阪城の工事場面。
無数の人夫が蟻のように石を運び、石を曳き、手を休める者は一人もいない有様だった。


人の手だけであの大阪城を造った。
無数の人夫はわずかではあるが賃金をもらい家族を養う。




その何人分の労力を重機一台で足りる。
蟻のような無数の人夫がいらなくなったわけだ。

これが人類の発展。


誰が幸せになって、だれが不幸になったのか?



キタコブシが咲き出した。