人類の発展がもたらしたもの
晴れ。
↑10.4度 ↓1.1度 南西 3.8m/s
家の横の舗装工事をしている。
重機の振動で震度2位くらいだろうか。
見ていると重機の仕事量は大変なものだ。
人手の何人分なんだろう。
昨日借りてきた図書館本
- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 単行本
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遠藤周作「王の挽歌」
NHKでやっている「江〜姫たちの戦国〜」の時代の大友宗麟の話。
冒頭の部分、秀吉の大阪城の工事場面。
無数の人夫が蟻のように石を運び、石を曳き、手を休める者は一人もいない有様だった。
人の手だけであの大阪城を造った。
無数の人夫はわずかではあるが賃金をもらい家族を養う。
その何人分の労力を重機一台で足りる。
蟻のような無数の人夫がいらなくなったわけだ。
これが人類の発展。
誰が幸せになって、だれが不幸になったのか?
キタコブシが咲き出した。