日曜の午後 ご近所コンサートへ行く
晴れ。風が強い。
西の風8m/s
気温7度 最低3度。
今日から市議会議員選挙が始った。
定員28に対して29人の立候補者。
誰だ?一人落ちるのは。
選挙ポスターが色とりどりで、遠くから見ると五月の空に泳ぐこいのぼりのようにも見える、平和な風景だ。
今日はカレーやの合間をぬってご近所コンサートに行ってきた。
なにせ、会場まで歩いて5分もかからないので、ばたばたとカレーの準備を済ませて、開演間近に駆け込む。
今日のプログラムは
●バッハの平均率1巻から「前奏曲とフーガ」
●二橋潤一 24の前奏曲
●モーツアルト ピアノソナタ イ長調KV331より「トルコ行進曲」
バッハを弾き終わったところでピアニストが、このコンサートの趣旨のようなものを語る。要約すれば「まあ気軽に聴いてください」的なこと。
ちいさい子ども多い。
当然騒ぐ。
騒いだら「そら来たか!」とばかりにピアニストは鍵盤と格闘する。
今日のピアノは木下太陽さん。
彼の趣味は意外にもボクシングの観戦だという。
今日の演奏を聴いていると
もしかしたらピアノの演奏とボクシングは似てるかもしれない、と思った。
一瞬のスキも許されない。気持ちのリズムを保たないと全体のバランスが崩れ打ち倒される。これは格闘技だ。
子どもが泣こうが叫ぼうが全くお構いなしに弾きまくる。
それにしても二橋潤一という作曲家はなんと美しい曲を書く人なんだろう。
今回の24の前奏曲はこのコンサートのために書かれた新曲なのです。
曲の解説で初めて知ったのは、
24の前奏曲はショパンが有名だが、なぜ「24なのか」ということ。
全ての調、ハ長調・イ長調・・・嬰ヘ短調・嬰ヘ長調 ・・・・変ニ長調・ 変イ長調などに曲を付けた曲集。全ての調の数が24あるということ・・・でいいんでしたっけ?
日曜日の午後2時。
春の太陽の日差しが差し込むコンサート会場。
平和なひと時を楽しみました。
次回のコンサートは
5月15日。
ピアニストは松原俊恵さんです。
「ちいさい人たちと、昔はしいさかったおとなたちへ」
ドビュッシー「子供の領分」
シューマン「子供の情景」他。
「今日のブラームス」「今日のリクエスト」コーナーもあります。
会場は今日と同じ、ふくしま医院ホール「Urari」です