早春賦

南西の風、5.5m/s 晴れ。
気温+12.4℃ 最低−1.7℃。

昨日の日中、今日は朝からストーブなしの日。



今日のカレーやのお客さんが半袖で来た。
さすがにまだ早いでしょう。


5月上旬の気温らしい。


そうか、あと一ヶ月なのだ、春の寒さも。



昨日NHK歌謡コンサートは震災被災者に贈る応援歌特集だった。

一番手の千昌夫北国の春」にはしびれた。
一応この画像を紹介するが、いままで聴いたなかで、これほど思いを込めた歌い方はなかったと思う(それほど回数を聴いたわけでもないが・・)


その後、早春賦を由紀さおり安田祥子が歌った。
テロップに歌詞が表示される。

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷融け去り 葦はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃


深く歌詞の意味も考えないまま歌っていた。
こう改めて歌詞をながめてみると、いろんな意味がみえてくる。

単に谷のウグイスを歌った訳ではなく、乙女心に例えているのか?
それとも軍事体制に対する民衆の心を歌ったものなのか?


http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_c727.html
 作曲を担当した中田章は、『夏の思い出』『ちいさい秋みつけた』『雪の降る街を』などを作曲した中田喜直の父。
 ある人が中田喜直に、「あなたは夏・秋・冬の定番曲は作っているのに、なぜ春の曲を作らないのですか」と訊いたところ、「春の定番曲には『早春賦』があり、父を尊敬している私としては、あえて作ろうとは思いません」と答えたという話が伝わっています。



作曲は中田喜直のお父さまだったのですねえ

これを歌った小学の音楽の授業では、意味のわからないまま歌わされた。
それでもいい歌だなあ、と思ったのに
歌詞の内容や(小学生には難しい?そんな事はない。それなりの解説の仕方があるはずだ)作詞家、作曲家の背景なども紹介すれば、もっと心を込めて歌えたのに・・・と今だから思う。