釧路川 津波対策

晴れ。肌寒い。
南南西の風 7m/s
気温+4.5度 最低−2.4度。


3.11の大震災では釧路でも津波の被害があった。
釧路市内での最大の被害はMOOだったかもしれない。

津波による地下室の冠水により電気系統が浸水し使えなくなった。
当初は復旧まで3ヶ月かかると言われていたが、予定が早まって今日再開になった。

ゴールデンウイーク前に再開されて本当に良かったのだが
なぜそこまでの被害が出たのか、今日は津波で川の水が溢れ出した釧路川沿いを歩いてみた。

ここ数年で護岸は見違えるようにきれいに整備された。

この道は単なる散歩道ではなく、実は堤防になっている。
この堤防が現在旭橋の付近まで整備されて、川沿いに建つ住宅地を守っている。

今日は貝塚大橋まで行ってきた。

護岸には今でも津波の痕跡が残っているが、しかしこの堤防が役に立ち住宅地への浸水を避けた。


ところが、幣舞橋から下流にはこの堤防がない。
岸壁に建っているのだ。

だからMOO付近から浸水した海水は市役所付近まで流れ出した。
所によっては床上まで浸水した住宅もあった。



これを教訓に津波に対する防災対策を見直すのだろうか?
考えられる対策としてMOOの前に堤防をつくる?


今までのイメージと変わってしまうかも