そのうちなんとかなるだろう〜〜?

今日も暴風警報は継続中
ただ風向きが東の風から西の風に変わったので
それと、昨日は雨付きだったので
よほどひどい天気に感じられた。実際ひどい天気だったのだが。

今日の北海道新聞によると、冬にこのような嵐になるのは珍しいとあった。
春や秋にはよくある天気だが、冬にこのような天気になるのは、
この夏の猛暑の置き土産(とは書いてなかった)のようなものらしい。

海水温がまだ高いので、そこへシベリヤ寒気が押し寄せてぶつかり合い、低気圧が猛烈に発達する・・・・ということだ。

この近所の被害は日進小学校(今は釧路小学校)前にある法律事務所(?)の看板が根元からボギッと折れていた。

今日の天気。一応晴れか?
気温+9.9度 最低+8.1度
これから気温は急激に下がる、との予報です。



ねじまき鳥の英語版を少しでも読み進もうと思うが、日本語版と英語版を同時に読んでいると、やはり英語版はわからない単語が多すぎてなかなか進まない。しかも日本語版で単語を調べているつもりで読んでいると、ついつい面白くて読んでしまう。
これでは先に進まない。
もう少し短いやつで、しかも文庫本で、いつも携帯できる本がいい。




スロウの新しい本が発売になった。
「北海道移住の本vol.2」

表紙の写真は弟子屈でカヌーガイド(ナヌーク)を経営している橋田さん家族。
夏の間はバスに住んでいる。
http://www17.ocn.ne.jp/~nanook/

北海道に移住してきた人たちの紹介本。


宿やパン屋、家具職人、定年退職後の移住など。

特に宿、しかも「とほ宿」の紹介文がかなり充実している。

そういえば来年からの「とほ」の本編集はこのスロウの会社が担当する。
その取材で得た写真と記事なんだろう。
とてもいい紹介記事で宣伝効果抜群だと思う。



そのとほ宿を経営する最近の人たちの傾向は
明らかに我々が北海道に移住した時の雰囲気とは違う。

例えば(スロウからの引用)
こもれび「大草原の小さな宿」
http://www16.plala.or.jp/komorebi-yado/
宿主の川勝さんの出身は京都。
最初の就職先は半導体メーカーに2年勤めた後、大型免許を取得10トンダンプの運転手を半年。地元料亭に5年勤務、そこで料理、接待、送迎バスの運転などをして資金を稼ぐ。北海道に移住後は職業訓練校に行って木工の専門技術を取得。
宿のリビングもまるでカフェレストランのような食事も全て彼の手によるもの。


素晴らしい準備と周到に計画された人生だ。



我々(他に誰かは想像にお任せする)の場合。
とりあえずリュック一つで津軽海峡を渡り
まあ、何とかなるさで宿でも始めるかと思ったとき
そこに一つの廃屋が・・・今に至る。


誰が良いとか悪いとかではなく、時代がそのような選択肢を求めている(させている)


この前某ラジオで吉永みちこが
あの時代を象徴する歌としてこれをあげていた。

銭のないやつぁ、俺んとこへこい、俺もないけど心配すんな
見ろよあおい空、白い雲、そのうちなんとかなるだろう〜〜


まさに無責任な歌だが、景気のいい時代、右肩上がりの時代には、ホントになんとかなった。いつまでも続くものだと信じて疑わなかった。


時代は変わる。



波の高さ7メートルの海