パブロ・カザルス

晴れ、時々曇り・・・小学生の日記のような天気表示。
気温、最低プラス6.3度。最高プラス9.8度。
寒いのか暖かいのかわからない日。



北海道新聞11月3日朝刊「卓上四季」にこんなことが載っていた。


「文化」の原義は、<武力に頼らず平和的な手段で世を教化すること>だそうだ。中国・前漢の故事説話集「説苑(ぜいえん)」にあるという。(「漢語日暦」岩波新書)。中国故事から教えられることは実に多い。きょうは文化の日。言葉の本来の意味通りに平和を紡ぐ道を探りたい。


本来中国から伝わった教えなのに、武力で解決しようとするどこか国にたいする皮肉なのだろうが、文化の原義がそうだったとは知らなかった。


中学からの部活。
体育部
文化部

まともな人は体育部へ。
引っ込み思案やおとなし目、運動神経の悪いのは文化部へ

教師たちも、あからさまには言わないが「まともな人は体育部へ」という雰囲気はあった。


これじゃあ、まるで軍隊だなあ。



<武力に頼らず平和的な手段で世を教化すること>の

「平和的な手段」を文学、音楽、美術等に置き換えると、
カザルスの言葉が聞こえてくる。

「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、ピース、ピース(英語の平和)と鳴くのです」と語り、『鳥の歌』 (El Cant dels Ocells) をチェロ演奏した。