絵本と童話の専門店 プー横丁
曇り、今にも雨が降りそうな天気。
昼の気温はプラス5.7度
いろんなモノが芽をだしそうな気温。
北の春は植物にとって忙しい。
すきあらば我先に子孫を残そうと奮闘する。
しかし時には早く芽を出しすぎて、その後必ずやってくる寒波にやられるもの。
うっかりして先を越され結果子孫繁栄に勝利するもの。
この頃の植物を見ているとドラマがあっておもしろい。
今日の釧路新聞に
・・・釧路市内の小さな本屋
「自分に合った本探そう」
という特集が組まれた。
紹介されたのは
絵本と童話の専門店「プー横丁」
古書「豊文堂」
北大通りの変遷を知る「小田原書店」
駅前の「ブック亭」
それぞれ個性で生き残った書店ばかりだ。
プー横丁
(以下釧路新聞より引用)
愛国東4に、1988年創業の「プー横丁」という絵本と童話の専門店があります。自ら「活字中毒」と称する店主の鈴木千恵さんは、読書について、「一冊の本に出会うことは、作者という一人の人と出会うこと」と言います。専門店にした理由は「何度も読み直して元気をもらえたのが、絵本と童話だったから。同店の看板には「こどもとおとなの」と記され、「絵本と童話は子どもだけのものではない」という鈴木さんの姿勢が表されています。
店内の書棚には、童話と絵本のほか、鈴木さんが読んで面白いと思った一般書も交ざっています。その中から、鈴木さんお勧めの本は、香月日輪著「妖怪アパートの幽雅は日常」シリーズ(講談社)。「死ぬな、殺すな、人のせいにするな、自分で考えろというメッセージが込められています」。
このほか、高山美香著「一葉のめがね」(猫の事務所)は、イラストレーターの高山さんが、粘土で作った文豪の姿とその人生を紹介しています。「この中ではラブレターを送って幸せな様子の小林多喜二が好きです。多喜二もつらい時ばかりではなかったと感じますから」。
(以上釧路新聞から引用)
鈴木千恵さんお勧めの本。
妖怪アパートの幽雅な日常(5) (YA! ENTERTAINMENT)
- 作者: 香月日輪
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そういえばモモを紹介してもらったのもプー横丁だったかも。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
- 作者: ミヒャエル・エンデ,Michael Ende,大島かおり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/09/24
- メディア: 単行本
- 購入: 21人 クリック: 479回
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その中で(以下モモより引用)
小さなモモにできたこと、それはほかでもありません。あいての話しを聞くことでした。なあんだ、そんなこと、とみなさんは言うでしょうね。話しを聞くなんて、だれにだったできるじゃないかって。
でもそれはまちがいです。ほんとうに聞くことのできる人は、めったにいないものです。そしてこの点でモモは、それこそほかに例のないすばらしい才能をもっていたのです。(以上引用)
という一文があります。
随分前に鈴木千恵さんに
「増田さんって、すごく聞き上手ですよね」
と言われたことがある。
「そうかなあ」と思っていたけど
その頃はそうだったのでしょうか?
ブログもあります。