NHK 小さな旅

曇り、涼しい。秋の風。


知り合いのNHKディレクター(名前出してもいいのでしょうか?)
が製作した番組を見た。

23日と24日の朝に放映された「小さな旅」

http://www.nhk.or.jp/shutoken/program/b-det0001.html


特集・夏 『こんぶ番屋 心ひとつに 〜北海道 羅臼町〜』
北海道東部、知床半島にある羅臼町では、7月中旬にコンブ漁が解禁となる。漁師たちは浜辺にある「番屋」と呼ばれる作業小屋に家族で移り住み、コンブ作りに取り組む。羅臼で採れるコンブは濃厚なだしの取れる最高級のコンブとして知られ、何度も巻いては寝かせ、しわが出来ないよう再び広げるといった作業を繰り返しながら、手間暇かけて仕上げて行く。番屋暮らしをしながら、コンブ作りにかける家族の夏を描く。

以上NHKホームページから引用。(いいよね宣伝だから・・)

彼女(ijitu-san)の作品には(前の作品は鶴居村の床屋に弟子入りしたお兄さん)
いつもカッコいい男性が登場する。

今回の羅臼のコンブ漁師の父さんも渋い、いい雰囲気の男性だ。
家族全員でコンブの生産をしていくストーリーで
中学生の男の子をはじめ、子どもたちが重要な働き手になっている。

そのお母さんがなかなかの美人で
北海道を旅行中に羅臼の漁師と知り合って、間違って結婚した雰囲気の人だ。
でも実際は根っから羅臼の人で
彼女も高校時代からコンブのアルバイトをしていたそうだ。


「小さいときからコンブ漁の大変さは知っていたから
そこにだけは嫁ぐまいと思っていたけど、きちゃった」

と言っていたのがとても印象的だった。

特に「きちゃった」と言ったときの節目がちなまなざしが色っぽく
まるで倍賞千恵子がやっている居酒屋に夜遅くやってきた高倉健
「よかったら、今晩泊まっていてもいいよ・・」
なんてことを言う雰囲気に似ていた。


きっとあのカッコいい父さんにほれてしまったのだろう。

人の生き方は自分だけでは決められない。