北の祭り

朝から薄い霧がかかっている。気温は18度前後。
高原のペンションにいる感じ。(どこが?)
気候だけは・・・ということです。


昨日から始った「くしろ港まつり」
一応好天に恵まれてにぎわっている様子。
よかった、よかった。


毎年この時期に、近所の三吉神社のお祭りがある。
ここの神輿は休坂の前を通るので写真が撮れる。


いかにも北の祭りって感じで、うら淋しい。

音だけはにぎやかに近づいてくるのだけど
全く盛り上がりに欠ける。

それでも近所のお年寄りの方々は
白米と少しのおひねりを賽銭箱のようなものに入れ手を合わせる。

かつて釧路が漁業でにぎわっていた頃の祭りを見てみたかった。
きっと威勢のいい若者たちが神輿を担いでいたのだろう。



・・・・昨日は珍しく大学生ライダーとチャリダーが泊まった。
大学生ライダーは一緒に行く仲間を募ったが、金銭的な理由(?)で
ことごとく断られ、結局後輩を半分強制的に連れてきたよう。
「旅に出るやつなんていないっすよ」
「そうか、でもよく来たねえ、じゃあ酒でも飲む?」
「いいですけど、僕まだ19っすよ」



もう若者の旅文化は死滅したのだろうか。

2年生なのに就職活動しているという
大学出れば何とかなる幸せな時代はとっくに過ぎた。
夢が無くなったのか
我々が夢と願ったこの現実を目の当たりにした若者は
より目標が立てやすくなったのか、それとも絶望しているのか。