外国人観光客が激減

曇り、少し風が強く肌寒い。


週間天気予報。昨日まで時々あったオレンジのマークが
今日にはすべてグレーに変わっている。
本当に夏は来るのか?

この週末は「くしろ港まつり」

http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1142840646824&SiteID=0

釧路の夏を盛り上げる最大のイベント


不況なのか新型インフルエンザの影響なのか
日本を訪れる外国人観光客が激減しているらしい。

しかも宿泊施設の7割が、出来るなら外国人観光客には来て欲しくない
というアンケート結果もあるらしい。

確かに、一時期アジアからの観光客が
どさっと訪れた頃の「富良野」あたりの宿からは
マナーの悪さが伝わってきた。

無断キャンセル、部屋を散らかす、事あるごとに値下げを要求する、、、などなど。

しかし、これらの行為が悪意をもって行われていないことが重要で、
お互いの国での生活習慣を理解することで解決するのではないだろうか。



昨日は夕方時間があったのでドイツ人Sさんとじっくり話しこんだ。
もちろんすべて日本語で。

彼の生まれは東ベルリンで、ベルリンの壁崩壊時期もドイツに居た。
壁の造られた理由や統一後の西、東の経済格差。移民問題など多くを語ってくれた。

ドイツも他民族国家になっているらしく、その中で最も多いのがトルコ人ポーランド人だという。

特にトルコ人との問題が多いらしく、その理由として
(現在は三世代目になっている)
初代移民のトルコ人は、移住の目的が金銭取得のみで
ドイツ人と交わろうとせずトルコ人のコミュニティを作りドイツ語も話せない。
その結果思い込みや偏見で差別が生まれる。

あと、ドイツ人独特な性格も暴露していた。
自分の不利を認めない、相手のせいにする。
嫉妬深い。他人の成功を喜べない。
・・・ある小都市で事業に成功した人が公共施設に多額の寄付をした。
しかし市民は偽善行為として素直に受け入れない。
これに怒った成功者は銅像を作った。
それは、幸せに暮らす親子、愛を語り合う男女、物品などを施す人等の
モニュメント。
そのモニュメントに外から水を吹きかける妖怪(そのような物、うまく日本語に出来なかった)
要するに他人の幸せに嫉妬する様子を表すもの。

(注)これらの意見はドイツ人Sさんの個人的な意見で、しかも昨日聞いたことを
何のメモもなく、思い出しながら書いている訳で、多少の聞き違いなどがありかもしれません。もしドイツの人が見てたら寛大な気持ちで受け止めてください。
(このブログをドイツ人が見ていることは全くないか、ほぼないに等しいの間位の確立・・・・村上春樹的書き方)



あまりにも熱く語り合いすぎて、気がついたら喉がカラカラ。
思わず近くにあったコップで水をがぶ飲みしてしまう。
Sさんも「風邪かもしれません、喉に腫れ物ができています」という
風邪じゃなくて、絶対にしゃべりすぎだと思う。


こんな話は外国人観光客がくればこそ。
しかも言葉が通じればこそ。

大切です。言葉でのコミュニケーション。