晴れです。

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言葉が通じないと、毎日小さな困りごとがでる。
困りごと、と言っても、何を言っているのか、何を伝えたいのかが分からない、ということだが。
解決にけっこう時間がかかることもあり、やはり困りごとです。


昨日は、彼とゆっくり、同じ場所で、二人だけで、過ごした。

(以下ほとんど英語)

日本のどういうところが好きだ、
どんなところに行った、
これからの夢、
今までやっていた仕事・・・などなど


その中で、彼がやっていた仕事の話の中で、急に銃・ナイフの話が出る。
途中途中の単語しか分からないので、話の流れが理解できない。

えっ その彼はあんたの友達なの?


いえいえ、とんでもない


じゃあ、その彼は誰なの?


その後は話すのが面倒になって、別な話に変えた。



二人だけの話が煮詰まってきたころ、やよいが参入した。


そこで彼は、再び銃・ナイフの話をし始めた。


やよいは彼の顔をじーっと見ながら、話を聞いて、
(以下日本語)
そうか、そうなんだ、大変だねー
そんなのがしょっちゅうあったら、それは怖いねー

とすぐに理解した。


やよいの解説によると、
彼のバイトをしているところに、よく銃やナイフを持った強盗が来て
彼の知り合いも被害にあって怖い

ということだ、と断言する。


こう言っては、やよいの名誉を損なうかもしれないが
英会話力がすごくあるとは思えない。


でもわかる。

すごい。

でもなぜ?


もしかしたら、彼の言うことをあまり聞いていない、かも知れない。

やよいが、彼女の友人(日本人)と話しているのを、近くでじーっと聞いていると
話が終わらないうちに相槌を打つとか、話をかぶせるなどを、よくする。
それで会話が成り立つから不思議だ。

そんな疑問をやよいに言うと
「そんなものよ、はなしって」
と言い放つ。

話を聞かなくても、話したいことが分かる。
この特殊能力が、言語が違う人同士の理解を深める。


よく聞く話で
海外に夫婦で行くと(特に長い滞在の場合)
女性は普通にそこらへんに買い物に行って、友人まで作ってしまうが
男は家に閉じこもって、日本を懐かしむ
というのがある。


人の交流に「言葉は要らない!」・・・?