天国か地獄か

昼頃から晴れて暑くなった。
今日はこの夏最初で(おそらく)最後の山花歩き。
最後というのは、多分多忙でそのような暇がないのではないか・・との予想。

途中で予定を変えて、湿原展望台までにした。


↑22.7℃   ↓15.8℃       南南東  4.5m/s   湿度77%

おそらく、うえのデータとはかなり違った最高気温になったはずです。

この展望台から、湿原の中を歩く木道に行ける。


かなりワイルドな道で、自然愛好家にとっては天国へ通じる道のようだが、
なんとなくここにきて、
「ふーん、これが釧路湿原っちゅうものか。なに?木道だって?ちょいと歩いてみっか
」と何げなく歩く人にとっては地獄への道かも知れません。

なにせ自然の真っただ中。
しかも、今の時期は一年のうちでもっとも生命の活動が盛んな時です。
アブやら蚊やら蜂やら・・ありとあらゆる湿原に住む動植物が、次世代にDNAを残そうと、何気なく入り込んだ人間にはおかまいなく活発に動きまわっています。

もうそこらじゅうから虫が飛んできて、じっとりと汗ばんだむき出しの肌に吸いつきます。


大型バイクでやってきた、少し肥満気味の人たちも餌食になったようです。
木道に入ってほどなく、大汗をかきながら肩で息をして戻ってきました。


ここは大自然の真っただ中。
しかも今の時期ヤワではありません。
心してお入り下さい。

好きな人にとっては天国への道なのですから。